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J-GLOBAL ID:200903021152930146
炭酸カルシウムの製造方法
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
社本 一夫 (外5名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1999071844
Publication number (International publication number):2000264630
Application date: Mar. 17, 1999
Publication date: Sep. 26, 2000
Summary:
【要約】【課題】 苛性化工程を利用して、製紙用填料として不透明度、ワイヤー摩耗性、歩留り性が良好で、白液分離性及び洗浄性も良い粒子径の大きなアラゴナイト系イガグリ状の炭酸カルシウムを得る。【解決手段】 第1段階は、生石灰消化時の生石灰に対する水のモル比が1.4で、かつ炭カル含有率が1.6重量%の消石灰を、pH6.8の液を用い、濃度30重量%になるようにスラリー化させ消石灰乳を得る。第2段階の苛性化反応は、緑液の添加速度0.22cc/min/g(消石灰乳の生石灰換算値)、反応温度50°Cで行う。第3段階は、炭酸カルシウムスラリーに、生石灰を所定量添加し、また緑液を0.22(緑液)/min/g(消石灰乳の生石灰換算値)の添加速度で所定量逐次添加し、50°Cにて苛性化反応を行なう。
Claim (excerpt):
硫酸塩法またはソーダ法によるパルプ製造工程の苛性化工程において炭酸カルシウムを製造する方法であって、生成時の生石灰と水のモル比が、生石灰:水=1:1〜1:10であり、かつ消石灰の重量を基準として0.05〜10重量%の炭酸カルシウムを含有する前記消石灰に対して、前記消石灰の濃度が10〜60重量%になるようにpH5.5〜13.5を有する液を添加し、攪拌あるいは捏和しながらスラリー化させて消石灰乳及び/又は消石灰泥を生成する第1段工程、ついで該消石灰乳及び/又は消石灰泥に対して、前記苛性化工程で発生し、白液を製造するに必要な緑液を0.02〜0.5cc(緑液)/min/g(消石灰の生石灰換算値)の添加速度で所定量逐次添加し、反応温度20〜80°Cにて苛性化反応を行うことにより炭酸カルシウムスラリーを生成する第2段工程、その次に該炭酸カルシウムスラリーに、生石灰、消石灰、石灰乳、および消石灰乳から成る添加物のいずれか一つを所定量添加し、また該緑液を該添加物に対して0.02〜0.5cc(緑液)/min/g(添加物の生石灰換算値)の添加速度で所定量を逐次、該炭酸カルシウムスラリーに添加し、反応温度20〜105°Cにて苛性化反応を行なう第3段工程よりなる、製紙用に有用なアラゴナイト系イガグリ状炭酸カルシウムの製造方法。
IPC (5):
C01F 11/18
, D21C 11/00
, D21C 11/02
, D21H 17/67
, D21H 19/38
FI (5):
C01F 11/18 A
, D21C 11/00 Z
, D21C 11/02 C
, D21H 17/67
, D21H 19/38
F-Term (30):
4G076AA16
, 4G076AC02
, 4G076BA15
, 4G076BB04
, 4G076BB06
, 4G076BC08
, 4G076BD01
, 4G076BD02
, 4G076CA02
, 4G076CA05
, 4G076CA26
, 4G076CA33
, 4G076DA02
, 4G076DA15
, 4G076DA30
, 4L055AG12
, 4L055AG94
, 4L055AH01
, 4L055BC07
, 4L055EA16
, 4L055EA20
, 4L055EA25
, 4L055EA31
, 4L055EA32
, 4L055FA08
, 4L055FA10
, 4L055FA12
, 4L055FA15
, 4L055FA30
, 4L055GA34
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)
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炭酸カルシウムの製造方法
Gazette classification:公開公報
Application number:特願平9-356147
Applicant:日本製紙株式会社
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特開昭59-232916
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