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J-GLOBAL ID:200903021167393163
安定して高い磁束密度を有する方向性珪素鋼板の製造方法
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
鈴江 武彦 (外4名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996243599
Publication number (International publication number):1998088234
Application date: Sep. 13, 1996
Publication date: Apr. 07, 1998
Summary:
【要約】【課題】短時間焼鈍で安定したGoss組織を形成することができ、磁束密度B8がばらつき少なく安定して1.90T 以上にすることができる方向性珪素鋼板の製造方法を提供すること。【解決手段】特定組成の鋼塊を1000°C以上に加熱した後、所定条件で中間焼鈍を挟んで3回の圧延を行い、さらに還元性雰囲気等において1000〜1300°Cの温度で最終焼鈍して結晶方位がGoss方位に集積した磁束密度の高い珪素鋼板を製造するに際し、鋼中に含まれる不純物の量を以下の式を満足する量とする。0.013 ×[C] +0.004 ×[Mn]+0.08×[P] +0.40×[S] ×[Al]+0.008 ×[N]+0.0024×[Cr]+0.0022×[Ni]+0.0010×[Cu]+0.5 ×[Sn]+[Nb]+0.25×[Ti](ただし、各元素の量はppmである)
Claim (excerpt):
C:0.01wt%以下、Si:2.5〜7wt%、S:0.01wt%以下、Al:0.01wt%以下、Cu:0.01wt%以下、N:0.01wt%以下、Nb:0.0005wt%以下、Sn:0.001wt%以下、Ti:0.002wt%以下である鋼塊を1000°C以上に加熱した後、仕上がり温度が700〜950°Cの熱間圧延を施し、次いで、圧延率30〜85%の一次冷間圧延を施した後、600〜900°Cの非酸化雰囲気中で焼鈍し、さらに圧延率40〜80%の二次冷間圧延を施し、その後600〜900°Cの非酸化雰囲気中で焼鈍し、さらに圧延率50〜75%の三次冷間圧延を施した後、引き続き還元性雰囲気もしくは酸素分圧が0.5Pa以下の非酸化性雰囲気、または酸素分圧が0.5Pa以下の真空中において1000〜1300°Cの温度で最終焼鈍して結晶方位がGoss方位に集積した磁束密度の高い珪素鋼板を製造するに際し、鋼中に含まれる不純物の量を以下の式を満足する量とすることを特徴とする、安定して高い磁束密度を有する方向性珪素鋼板の製造方法。0.013×[C]+0.004×[Mn]+0.08×[P]+0.40×[S]+0.021×[Al]+0.008×[N]+0.0024×[Cr]+0.0022×[Ni]+0.0010×[Cu]+0.5×[Sn]+[Nb]+0.25×[Ti]≦13.5(ただし、各元素の量はppmである)
IPC (4):
C21D 8/12
, C22C 38/00 303
, C22C 38/02
, H01F 1/16
FI (4):
C21D 8/12 C
, C22C 38/00 303 U
, C22C 38/02
, H01F 1/16 B
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