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J-GLOBAL ID:200903021169412130

硝化反応シミュレーション方法及び装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 松浦 憲三
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995204868
Publication number (International publication number):1997047785
Application date: Aug. 10, 1995
Publication date: Feb. 18, 1997
Summary:
【要約】【課題】複雑な計算式を用いることなく、また各種係数を設定することなく、水処理の硝化反応を高精度に把握することができる硝化反応シミュレーション方法及びその方法を用いた硝化反応制御装置を提供する。【解決手段】下水処理装置10の曝気槽14の硝化菌濃度を測定するとともに、曝気槽流入原水中の基質濃度及び酸素濃度を測定し、その各データをコンピュータ36へ入力する。コンピュータ36は、硝化菌の基質摂取、増殖、及び死滅の3つの挙動を、硝化菌とその近傍の基質及び酸素の存在状態との関係でルール化した挙動決定プログラムに従って、各硝化菌の挙動を演算により決定し、その演算結果を基に滞留時間経過後の曝気槽14内の硝化菌濃度、処理水基質濃度及び処理水酸素濃度の各予測値を下水処理装置10のコントローラ30へ出力する。コントローラ30は、前記各予測値と各値の目標値に基づいて下水処理装置10の曝気量及び返送汚泥量をフィードフォワード制御する。これにより、精度のよい硝化反応の制御が可能となる。
Claim (excerpt):
生物学的硝化反応を利用する水処理の硝化反応を定量的に把握するシミュレーション方法において、硝化反応に関与する硝化菌の基質摂取挙動、増殖挙動、及び死滅挙動を菌近傍の酸素と基質の存在状態との関係でルール化し、仮想的領域に硝化菌、基質、及び酸素の存在状態を硝化菌濃度、酸素濃度及び基質濃度に基づいて設定し、前記ルールに従って前記設定した各硝化菌の挙動を演算し、その演算結果から、一定時間後の硝化菌数、酸素の存在状態、基質の存在状態の内の少なくとも一つを求めることを特徴とする硝化反応シミュレーション方法。
IPC (2):
C02F 3/34 101 ,  C02F 3/12
FI (2):
C02F 3/34 101 C ,  C02F 3/12 Z

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