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J-GLOBAL ID:200903021411037773

弗素およびマンガン含有廃水の処理方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 志賀 正武 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991168513
Publication number (International publication number):1993076876
Application date: Jul. 09, 1991
Publication date: Mar. 30, 1993
Summary:
【要約】【目的】 弗素とマンガンを含む酸性廃水の処理排水中の前記元素濃度を排出基準値以下とし、前記元素の除去形態を、高濃度で脱水性の高い沈殿物とする。【構成】 酸性廃水と下記第3工程で生じる懸濁液を消石灰と混合し懸濁液とする第1工程と、第1工程で生じる懸濁液に凝集剤を添加し、沈殿物を沈降濃縮するとともに少量の沈殿物を含む溢流水を排出させる第2工程と、第2工程で濃縮した沈殿物を懸濁液とし、前記廃水に還流する第3工程と、第2工程で排出された溢流水を濾過装置に導入して微細な沈殿物を捕収し、清澄な処理水を排出する第4工程と、第4工程で濾過装置を逆洗して排出された微細な沈殿物を前記廃水に還流する第5工程より構成され、また、第1工程における懸濁液のpHを特定範囲に維持し、しかも、第3工程と第5工程で還流される沈澱物の質量を、第2工程で生じた沈澱物の質量に対して50倍以上とする。
Claim (excerpt):
弗素、マンガン、および他の金属イオンを含有する酸性廃水に消石灰を添加してアルカリ性とし、生成する金属水酸化物と弗化カルシウムとの混合沈殿物を分離することにより、排出水中の弗素およびマンガンを所定濃度以下に維持する弗素およびマンガン含有廃水の処理方法であって、前記廃水および下記第3工程で生成する懸濁液を消石灰とともに混合攪拌して混合懸濁液とする第1工程と、前記第1工程で生成する混合懸濁液に少量の凝集剤を添加し、沈殿物を沈降濃縮するとともに少量の前記沈殿物を含んだ溢流水を排出させる第2工程と、前記第2工程で濃縮された沈殿物を前記廃水に還流する第3工程と、前記第2工程で排出された前記溢流水を濾過装置に導入して微細な沈殿物を捕収し、清澄な処理水を排出する第4工程と、上記第4工程で濾過装置の逆洗によって排出された微細な沈殿物を前記廃水に還流する第5工程より構成されることを特徴とする弗素およびマンガン含有廃水の処理方法。
IPC (3):
C02F 1/64 ,  C02F 1/52 CDG ,  C02F 1/52 CDW
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (4)
  • 特公昭61-000156
  • 特開昭60-206487
  • 特開昭59-169595
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