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J-GLOBAL ID:200903021482171861

セルロース系バイオマスからの水素の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 工業技術院資源環境技術総合研究所長
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996051816
Publication number (International publication number):1997241001
Application date: Mar. 08, 1996
Publication date: Sep. 16, 1997
Summary:
【要約】【課題】 セルロース系バイオマスからの水素の製造方法において、反応の効率化、水素生成量の向上のため、炭素基準のガス化率を向上させると同時に副反応であるメタン化反応を抑制する方法を提供する。【解決手段】 セルロース系バイオマスを、反応容器内において、水性媒体及び水素活性化金属触媒の存在下で高温高圧に保持して水素を製造する方法において、(i)該反応容器内の液相部の上方に気相部を形成させること、(ii)該気相部の圧力を反応温度における水性媒体の飽和蒸気圧以上の圧力に保持すること、(iii)該液相部において、セルロース系バイオマスを水素活性化金属触媒及び水性媒体の存在下で高温に加熱して水素を生成させること、(iv)該気相部に存在する水素を含むガスの一部を反応の進行に応じて抜出すこと、(v)該気相部の圧力を反応温度における水性媒体の飽和蒸気圧以上に保持するために、気相部に設けた圧力センサーに電気的に接続するバルブを介して加圧用ガスを反応容器内に圧入すること、を特徴とする水素ガスの製造方法。
Claim (excerpt):
セルロース系バイオマスを、反応容器内において、水性媒体及び水素活性化金属触媒の存在下で高温高圧に保持して水素を製造する方法において、(i)該反応容器内の液相部の上方に気相部を形成させること、(ii)該気相部の圧力を反応温度における水性媒体の飽和蒸気圧以上の圧力に保持すること、(iii)該液相部において、セルロース系バイオマスを水素活性化金属触媒及び水性媒体の存在下で高温に加熱して水素を生成させること、(iv)該気相部に存在する水素を含むガスの一部を反応の進行に応じて抜出すこと、(v)該気相部の圧力を反応温度における水性媒体の飽和蒸気圧以上に保持するために、気相部に設けた圧力センサーに電気的に接続するバルブを介して加圧用ガスを反応容器内に圧入すること、を特徴とする水素ガスの製造方法。

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