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J-GLOBAL ID:200903021517873139

超音波探傷における探傷信号の補正方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 木村 高久
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994226778
Publication number (International publication number):1996094588
Application date: Sep. 21, 1994
Publication date: Apr. 12, 1996
Summary:
【要約】【目的】 欠陥によるエコーがノイズエコー中に埋没するという問題を解消して、探傷試験結果の判定の容易化と精度向上を図る。【構成】 溶接部に欠陥の無い補正係数採取用の溶接体を透過法によって超音波探傷し、それによって得られる第1の探傷信号にフーリエ変換を施して、該探傷信号の周波数成分を得る。また、被検体を超音波探傷することによって得られる第2の探傷信号の周波数成分Eに上記第1の探傷信号の対応する周波数成分Fを補正係数として乗じ、これによって第2の探傷信号の周波数成分中に含まれたノイズエコーに関係する周波数成分を除去する。そして、このノイズエコーに関係する周波数成分が除去された周波数成分に逆フーリエ変換を施して、上記第1の探傷信号を補正した信号を得る。
Claim (excerpt):
超音波の縦波を用いてオーステナイト系ステンレス鋼からなる被検体の溶接部を斜角探傷する場合に適用され、前記被検体と同一の材料からなる被溶接物に、該被検体に適用した溶接条件と実質的に同一の溶接条件で溶接を施して、溶接部に欠陥の無い補正係数採取用の溶接体を形成する工程と、前記被検体と同一の探傷条件下で前記溶接体の溶接部を透過法によって超音波探傷する工程と、前記被検体の探傷によって得られる第1の探傷信号および前記溶接体の探傷によって得られる第2の探傷信号にフーリエ変換を施して、前記第1および第2の探傷信号の周波数成分をそれぞれ得る工程と、前記第1の探傷信号の周波数成分に、該周波数成分に対応する前記第2の探傷信号の周波数成分を補正係数として乗じて、前記第1の探傷信号の周波数成分を補正する工程と、前記補正された周波数成分に逆フーリエ変換を施して前記第1の探傷信号を補正した信号を得る工程とを含むことを特徴とする超音波探傷における探傷信号の補正方法。
IPC (2):
G01N 29/04 502 ,  G01N 29/22 501

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