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J-GLOBAL ID:200903021583876432
炭酸カルシウム分散体の製造方法及び食品組成物
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
伊丹 健次
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992307549
Publication number (International publication number):1994127939
Application date: Oct. 20, 1992
Publication date: May. 10, 1994
Summary:
【要約】【構成】 特定の炭酸カルシウム粉体の水懸濁液を湿式粉砕機を用いて特定の粉砕条件で粉砕し、その後特定量のHLBが10以上の親水性乳化剤又はその水溶液を添加し、炭酸カルシウムとHLBが10以上の親水性乳化剤と水からなる、特定の重量平均粒子径を有する炭酸カルシウム分散体を調製する方法。【効果】 液中での分散性が極めて優れており、この炭酸カルシウム分散体を用いて調製された食品組成物は長期間の保存安定性に優れている。
Claim (excerpt):
下記(ア)、(イ)の物性を具備する炭酸カルシウム粉体に水を添加して炭酸カルシウム固形分濃度が1〜60重量%の炭酸カルシウムの水懸濁液を調製し、該水懸濁液を湿式粉砕機を用い下記(ウ)の?@、?A、?B全ての要件を満たすように湿式粉砕した後、調製された水スラリー中の炭酸カルシウム100重量部に対し、HLBが10以上の親水性乳化剤を下記(エ)の要件を満たすように添加処理することを特徴とする炭酸カルシウム分散体の製造方法:(ア)200°Cで4時間乾燥時の含水水分量が2重量%以下である。(イ)窒素吸着法(BET法)による比表面積Xが6〜60m2/gである。(ウ)Y ≦ 1000X/27 + 88000/9 ?@ 6 ≦ X ≦ 60 ?A Y ≧ 10 ?B但し、Y=A×B×C1.3 ×D×E / 100×F1.6 ×(100-D)(エ)炭酸カルシウム分散体中の炭酸カルシウムの粒度分布における重量(体積)平均径P(μm)と、炭酸カルシウム分散体中の炭酸カルシウム100重量部に対するHLBが10以上の親水性乳化剤の添加量Q(重量部)が、下記?Cの関係を満足する:Q ≧ (1.87/P) + 6.17 ?CX:湿式粉砕する原料炭酸カルシウム粉体の窒素吸着法(BET法)による比表面積(m2/g)A:湿式粉砕機に用いるメディアの充填量であり、湿式粉砕機の粉砕室(ベッセル容器)容積中に占めるメディアの容積量(体積%)B:湿式粉砕機に用いるメディアの真比重C:湿式粉砕機のディスク又はローターの周辺速度(m/秒)D:湿式粉砕する炭酸カルシウムの水懸濁液の、炭酸カルシウム固形分濃度(重量%)E:湿式粉砕する炭酸カルシウムの水懸濁液の、湿式粉砕機の粉砕室中に滞留する時間(分)F:湿式粉砕機に用いるメディアの粒子径(mm)
IPC (3):
C01F 11/18
, A23C 9/152
, B01J 13/00
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