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J-GLOBAL ID:200903021658139676

海草類の処理方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 松尾 憲一郎
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992220225
Publication number (International publication number):1994062809
Application date: Aug. 19, 1992
Publication date: Mar. 08, 1994
Summary:
【要約】【目的】 本発明はわかめ、ひじき、のり等の海草類の長期保存に有効な処理方法に関するものである。【構成】 本発明は密閉容器内の加熱された動物油、魚油または植物油に、わかめ、ひじき、のり等の海草類を投入し、密閉容器内を減圧しながら加熱された動物油、魚油または植物油を熱媒体として油温を加減しつつ加熱攪拌することにより海草類中のL-グルタミン酸ソーダ等の有効成分の熱分解を防止し、しかも、初期減圧過程、中期減圧過程、後期減圧過程の3段階の減圧減圧条件下で処理を行うことにより、海草類の表面の塩分を加熱油中に移行せしめると共に、この油が原料の組織中に浸透し、海草類に含まれる水分を脱水せしめ、その後、海草類から脱油することに特徴を有する海草類の処理方法。
Claim (excerpt):
密閉容器内の加熱された動物油、魚油または植物油に、わかめ、ひじき、のり等の海草類を投入し、密閉容器内を減圧しながら加熱された動物油、魚油または植物油を熱媒体として油温を加減しつつ加熱攪拌することにより海草類中のL-グルタミン酸ソーダ等の有効成分の熱分解を防止し、しかも、初期減圧過程においては、常圧より100 〜300mmHg の減圧条件下で処理し、次いで中期減圧過程においては、常圧より500 〜700mmHg の減圧条件下で処理し、最後に後期減圧過程においては、常圧より700 〜750mmHg の減圧条件下で処理を行うことにより、海草類の表面の塩分を加熱油中に移行せしめると共に、この油が原料の組織中に浸透し、海草類に含まれる水分を脱水せしめ、その後、密閉容器から取り出した海草類を圧縮または遠心分離により油を脱油することを特徴とする海草類の処理方法。
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)
  • 特開昭61-227765
  • 特開昭60-164459

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