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J-GLOBAL ID:200903021663584831

静電式インクジェット用油性インク

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 小栗 昌平 (外4名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2000130231
Publication number (International publication number):2001011350
Application date: Apr. 28, 2000
Publication date: Jan. 16, 2001
Summary:
【要約】【課題】インクの吐出安定性、鮮明な画像形成性及び画像強度に優れ、鮮明な画像の印刷物を多数枚印刷可能とする印刷版を形成しうる静電式インクジェット用油性インクを得る。更に、分散粒子の分散性、保存安定性に優れ、インク供給経路で目詰まりせず、インクの吐出が安定する静電式インクジエット用油性インクを得る。【解決手段】電気抵抗109Ω・cm以上かつ誘電率3.5以下の非水担体液中に、非水溶媒に可溶であって重合することにより不溶となる一官能性単量体(A)、単量体(A)と共重合可能な式(I)のアミノ基を含有する一官能性単量体(B)、単量体(A)と共重合可能な式(II)の単位を含むマクロモノマー(MA)、及び式(III)の成分を含有する分散安定用樹脂(P) を含有する溶液を重合造粒することによって得られる共重合体樹脂粒子を分散して成る静電式インクジェット用油性インク。【化1】
Claim (excerpt):
電気抵抗109 Ω・cm以上かつ誘電率3.5以下の非水担体液中に、少なくとも荷電性樹脂粒子を分散して成る静電式インクジェット用油性インクにおいて、前記分散された樹脂粒子が、非水溶媒に可溶であって、重合することにより不溶となる一官能性単量体(A)の少なくとも一種、及び一般式(I)で示されるアミノ基を含有する、単量体(A)と共重合可能な一官能性単量体(B)の少なくとも一種、下記一般式(II)で示される単量体相当の繰返し単位を含有する重合体の主鎖の一方の末端にのみ下記一般式(IIc)で示される重合性二重結合基を結合して成る重量平均分子量2×104 以下である一官能性マクロモノマー(MA)の少なくとも1種、並びに下記一般式(III)で示される成分を少なくとも含有する分散安定用樹脂(P)の少なくとも一種を含有する溶液を重合造粒することによって得られる共重合体樹脂粒子であることを特徴とする静電式インクジェット用油性インク。【化1】一般式(I)中、R1 及びR2 は各々同じでも異なってもよく、水素原子又は炭素数1〜22の炭化水素基を表すか、R1 とR2が結合して窒素原子と共に環を形成してもよい。【化2】一般式(II)中、U0 は-COO-、-OCO-、-(CH2)rCOO-、-(CH2)rOCO-、-O-、-SO2-、-CONHCOO-、-CONHCONH-、-CON(D11)-、-SO2N(D11)-、またはフェニレン基を表す(ここでD11は水素原子または炭素数1〜22の炭化水素基を示し、rは1〜4の整数を示す)。a1 およびa2 は、互いに同じでも異なっていてもよく、各々水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、炭素数1〜7の炭化水素基、-COO-D12、または炭化水素基を介した-COO-D12を表す(ここでD12は水素原子または炭素数1〜22の炭化水素基を示す)。D0 は、炭素数8〜22の炭化水素基または総原子数8以上(但し、炭素原子又は窒素原子に直接結合する水素原子は除く)の下記一般式(IIa)で示される置換基を表す。一般式(IIa)-(A1 -B1 )m-(A2 -B2 )n -D21一般式(IIa)中、D21は水素原子または炭素数1〜22の炭化水素基を表す。B1 およびB2 は、互いに同じでも異なっていてもよく、各々-O-、-CO-、-CO2 -、-OCO-、-SO2 -、-N(D22)-、-CON(D22)-または-N(D22)CO-を表す(ここでD22は上記D21と同義である)。A1 およびA2 は、互いに同じでも異なっていてもよく、各々下記一般式(IIb)で示される基及び炭素数1〜18の炭化水素基のうちから選択される少なくとも1つの基を表す。【化3】一般式(IIb)中、B3 およびB4 は、互いに同じでも異なっていてもよく、上記B1 、B2 と同義であり、A4 は炭素数1〜18の炭化水素基を示し、D23は上記D21と同義である。m、nおよびpは、互いに同じでも異なっていてもよく、各々0〜4の整数を表す。ただし、mおよびnが同時に0になることはない。【化4】一般式(IIc)中、U1 は-COO-、-CONHCOO-、-CONHCONH-、-CONH-またはフェニレン基を表す。a11およびa12は、互いに同じでも異なっていてもよく、式(II)中のa1 、a2 と同一の内容を表す。【化5】一般式(III)中、V0 は-COO-、-OCO-、-(CH2)rCOO-、-(CH2)rOCO-、-O-又は【化6】(ここでXは単なる結合、-O-、-OCO-又は-COO-を表す)を表す。rは1〜12の整数を表す。Lは、炭素数8〜32のアルキル基または炭素数8〜32のアルケニル基を表す。b1およびb2は互いに同じでも異なっていてもよく、各々水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、炭素数1〜7の炭化水素基、-COO-D1 、または炭化水素基を介した-COO-D1 を表す(ここでD1 は水素原子または炭素数1〜22の炭化水素基を示す)。
IPC (5):
C09D 11/00 ,  B41J 2/01 ,  B41M 5/00 ,  C08F 2/14 ,  C08F290/04
FI (5):
C09D 11/00 ,  B41M 5/00 E ,  C08F 2/14 ,  C08F290/04 ,  B41J 3/04 101 Y

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