Pat
J-GLOBAL ID:200903021776289810

マルチキャピラリー式塩基配列決定装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 野口 繁雄
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997019969
Publication number (International publication number):1998206385
Application date: Jan. 16, 1997
Publication date: Aug. 07, 1998
Summary:
【要約】【課題】 各試料での泳動状態をリアルタイムで容易に把握できるようにする。【解決手段】 泳動分離されたDNA断片が被検出部を通過する際、励起・受光光学系が走査されて試料を標識している蛍光物質からの蛍光が検出される。このとき、検出された蛍光による信号は、末端塩基の種類に応じて4組が得られる。その4組の信号の内で最大強度をもち、かつ一定のしきい値以上の信号に対応した塩基が、各キャピラリーカラムでの塩基として認識され、サンプルプレートのウエルの配列に対応した表示画面に、末端塩基に応じた4種類の色別で表示される。
Claim (excerpt):
ゲルが充填された複数のキャピラリーカラムが配列され、複数種類の蛍光物質により識別可能に標識された4種類の末端塩基の異なるDNAフラグメントを含む複数の試料が1つずつ前記キャピラリーカラムに注入されて、全てのキャピラリーカラムで同時に電気泳動されるマルチキャピラリーアレイ泳動部と、前記マルチキャピラリーアレイ泳動部でキャピラリーカラムが1列に配列された被検出部においてキャピラリーアレイの面に対し、その垂直方向から泳動方向と直交する1直線上に励起光を照射し、励起光により励起された試料からの蛍光を受光し、その蛍光の波長特性を検出する励起・受光光学系と、前記励起・受光光学系による検出結果に基づいて各キャピラリーカラムで検出された塩基を識別して塩基配列を決定するデータ処理装置と、そのデータ処理装置による識別結果を表示する表示装置とを備えたマルチキャピラリー電気泳動装置において、前記マルチキャピラリーアレイ泳動部は、キャピラリーアレイの一端側が試料注入側となってキャピラリーカラム端が2次元的に配列されて下向きに固定され、そのキャピラリーカラム端の下方には、そのキャピラリーカラム端の配列と対応して試料が収容されたウエルが2次元的に配列されてウエル内に挿入された各キャピラリーカラム端に電圧が印加される試料容器、及び泳動用バッファ液が収容されて全キャピラリーカラムに電圧が印加される泳動用リザーバが配置されて試料容器と泳動用リザーバのいずれかが選択的にキャピラリーカラム端と接触させられ、キャピラリーアレイの他端側が電圧の印加される別のバッファ液に浸されて、キャピラリーアレイの両端間に泳動電圧が印加されるようになっており、前記表示装置は前記試料容器のウエルの配列に対応した画面を有し、その画面の各ウエルの位置を検出された末端塩基に応じて4種類の色別で表示していくものであることを特徴とするマルチキャピラリー式塩基配列決定装置。
FI (2):
G01N 27/26 325 B ,  G01N 27/26 315 K
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (8)
  • 電気泳動装置
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平5-198157   Applicant:株式会社日立製作所
  • 特開平4-294257
  • 特開昭63-036147
Show all

Return to Previous Page