Pat
J-GLOBAL ID:200903021883262649

飽和溶解度と溶解速度を増大させた薬剤投与用ナノ懸濁液

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 青山 葆 (外2名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1996515711
Publication number (International publication number):1998508614
Application date: Nov. 09, 1995
Publication date: Aug. 25, 1998
Summary:
【要約】飽和溶解度(Cs)の著しく高い系は、薬剤のナノ懸濁液の調製によって得られる。従って、生体利用性の低い薬剤の飽和溶解度を高めることができる。飽和溶解度のこの付加的な増大によって、薬剤の表面積の単純増加により得られる溶解速度よりも高い溶解速度が得られる。非常に低濃度の界面活性剤と安定剤を用いることによって極めて安定なナノ懸濁液が得られる。界面活性を含有しないナノ懸濁液を調製してもよい。マイクロメーター範囲の粒径を有する粒子の含有量が非常に少ないナノ懸濁液をキャビテーション法を用いてその利点を損なうことなく大規模に製造できる。粉状薬剤粒子はほぼ25μmの間隙を閉塞すると考えられているので、従来はキャビテーション法によるナノ懸濁液の調製は不可能とされていた。最適な安定性と界面活性剤不含製剤の観点から、流れ分散装置を用いる剪断作用または衝撃作用によってナノ懸濁液を調製してもよい。
Claim (excerpt):
水に不溶性もしくは難溶性の純粋な活性化合物の粒子、または室温で固体状の2種もしくはそれ以上の活性成分の混合物であって平均粒径[光子相関分光分析(PCS)による値]が10〜1000nmでありかつ平均粒径が5μmよりも大きな粒子の全母集団中の割合(クールター計数器によって測定する数分布)が0.1%よりも少ない粒子を含有する薬剤キャリヤー。
IPC (4):
A61K 9/107 ,  A61K 9/14 ,  B01F 17/56 ,  B01J 13/00
FI (4):
A61K 9/107 A ,  B01F 17/56 ,  B01J 13/00 A ,  A61K 9/14 C
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)
Article cited by the Patent:
Return to Previous Page