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J-GLOBAL ID:200903021928122223

表面性状の優れたCr-Ni系ステンレス鋼薄肉鋳片の連続鋳造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 宇井 正一 (外4名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993003483
Publication number (International publication number):1994210407
Application date: Jan. 12, 1993
Publication date: Aug. 02, 1994
Summary:
【要約】【目的】 同期式連続鋳造プロセスによって鋳造した鋳片表面に組織むらの発生しない鋳片を製造することを目的とする。【構成】 Cr-Ni系ステンレス鋼からなる溶湯を冷却ドラムにより急冷・凝固して薄肉鋳片を製造するに際し、冷却ドラムの表面における熱流束をH≦700×104 +(40×104 ×δFe量(体積%))(kcal/m2hr)に調整して鋳造する。【効果】 鋳片の凝固組織差をなくすことで、鋳片の酸洗むらをなくし、酸洗むらに伴う割れを皆無とする。冷間圧延後の冷延板のマクロ光沢むら、割れ欠陥をなくし、冷延板歩留を大幅に向上させる。
Claim (excerpt):
Cr-Ni系ステンレス鋼からなる溶湯を冷却ドラムにより急冷凝固して薄肉鋳片を製造するに際し、前記冷却ドラムの表面における熱流束H(kcal/m2hr)を下記(1)式の範囲内に制御して鋳造することを特徴とする表面性状の優れたCr-Ni系ステンレス鋼薄肉鋳片の連続鋳造方法。 H≦700×104 +(40×104 ×δFe量(体積%)) ...(1)但し、 δFe量(体積%)=3×(Cr重量%+1.5×Si重量%+Mo重量%) -2.8×(Ni重量%+30×(C重量%+N重量%)+0.5× Mn重量%)-19.8 ...(2) H=H0 +ΔH=H0 +a・V+b・R ...(3)ここで、H0 ;鋳造速度0(m/hr)のときの見かけ上の冷却ドラムの表面における熱流束(kcal/m2hr)ΔH;鋳造速度による熱流束の上昇分{kcal/m2hr/(m/hr)}a ;鋳造速度による増加定数{kcal/m2hr/(m/hr)}V ;鋳造速度(m/hr)b ;冷却ドラムの表面粗度による変化定数(kcal/m2hr)R ;冷却ドラムの平均表面粗度(μm)
IPC (5):
B22D 11/06 330 ,  B22D 11/00 ,  B22D 11/22 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/44

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