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J-GLOBAL ID:200903021944705530

微細な長孔を有する射出成形品の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 増田 竹夫
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2001132584
Publication number (International publication number):2002052569
Application date: Mar. 27, 2000
Publication date: Feb. 19, 2002
Summary:
【要約】【課題】 極低圧力の射出成形を可能にし、微細な長孔を精度よく成形でき、バリの発生を抑えた微細な長孔を有する射出成形品の製造を可能とする。【解決手段】 微細な長孔が内部に形成される射出成形品の製造方法であって、該微細な長孔を内部に有する部分を形作るキャビティの内壁に近接しながらこれに沿って移動する移動板が前記細径中子ピンを貫通させた状態でこの細径中子ピンに対して摺動自在に装着されると共にこの細径中子ピンの先端が金型に対してクランプ手段によって一時的に保持されると共に該クランプ手段の一方のクランプ片に刻設された細径中子ピン先端受け入れ溝と細径中子ピンとの間に微小な間隙を形成し、前記移動板を溶融樹脂の圧力に抗して付勢する付勢手段を介して、キャビティ内に充填される溶融樹脂の圧力に抗して該移動板を前記キャビティの始点から終点に向けて移動させると共に移動板がキャビティの始点から終点に向けて移動する間に発生するガスを前記細径中子ピン先端受け入れ溝と細径中子ピンとの間の微小な間隙からガスをキャビティの外に抜き出すようにする。
Claim (excerpt):
一方の射出成形用金型(41)と該金型に対して分離自在に移動する他方の可動金型(31)との間に形成されるキャビティ空間に、微細な長孔(14)を形成するための細径中子ピン(33)が前記空間に固定されて成り、該キャビティに溶融樹脂を射出して前記細径中子ピン(33)の外側に溶融樹脂を充填した後、この細径中子ピン(33)を引き抜いて微細な長孔(14)が内部に形成される射出成形品の製造方法であって、該微細な長孔(14)を内部に有する部分を形作るキャビティの内壁に近接しながらこれに沿って移動する移動板(35)が前記細径中子ピン(33)を貫通させた状態でこの細径中子ピン(33)に対して摺動自在に装着されると共にこの細径中子ピン(33)の先端が金型(31,41)に対してクランプ手段によって一時的に保持されると共に該クランプ手段の一方のクランプ片(37)に刻設された細径中子ピン先端受け入れ溝(37A)と細径中子ピン(33)との間に微小な間隙を形成し、前記移動板(35)を溶融樹脂の圧力に抗して付勢する付勢手段(36)を介して、キャビティ内に充填される溶融樹脂の圧力に抗して該移動板(35)を前記キャビティの始点から終点に向けて移動させると共に移動板(35)がキャビティの始点から終点に向けて移動する間に発生するガスを前記細径中子ピン先端受け入れ溝(37A)と細径中子ピン(33)との間の微小な間隙からガスをキャビティ(C1)の外に抜き出すことを特徴とする微細な長孔(14)を有する射出成形品の製造方法。
IPC (5):
B29C 45/14 ,  B29C 45/34 ,  G02B 6/38 ,  G02B 6/40 ,  B29L 31:36
FI (5):
B29C 45/14 ,  B29C 45/34 ,  G02B 6/38 ,  G02B 6/40 ,  B29L 31:36
F-Term (23):
2H036QA18 ,  2H036QA20 ,  2H036QA49 ,  2H036QA56 ,  4F202AG22 ,  4F202AH34 ,  4F202AH77 ,  4F202AM32 ,  4F202CA11 ,  4F202CB01 ,  4F202CK19 ,  4F202CK43 ,  4F202CK52 ,  4F202CK75 ,  4F202CP01 ,  4F202CP04 ,  4F206AG22 ,  4F206AH34 ,  4F206AH77 ,  4F206AM32 ,  4F206JA07 ,  4F206JB12 ,  4F206JW21
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (2) Cited by examiner (2)

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