Pat
J-GLOBAL ID:200903022031800829

アレーアンテナの制御方法及び制御装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 青山 葆 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994203258
Publication number (International publication number):1995170117
Application date: Aug. 29, 1994
Publication date: Jul. 04, 1995
Summary:
【要約】【目的】 各アンテナ素子毎の受信信号対雑音電力比が比較的低い状態でも高速でかつ安定に、機械的な駆動を行わずに、またセンサを用いず到来ビームの捕捉追尾を行うことのできるアレーアンテナの制御方法及び制御装置を提供する。【構成】 複数のアンテナ素子からなるアレーアンテナの各アンテナ素子で受信された複数の受信信号を直交する各2つの直交ベースバンド信号に変換し、各2つのアンテナ素子間の受信信号の位相差の正弦値と各振幅値の積に比例する第2の軸上の第2のデータとそれらの位相差の余弦値と各振幅値の積に比例する第2の軸と直交する第1の軸上の第1のデータとを用いて同相化のための変換行列を表し、計算された第1のデータと第2のデータを所定の伝達関数を有する雑音抑圧用フィルタに通過させてろ波させた後、計算された変換行列を用いて各2つのアンテナ素子間の受信信号を同相化したて複数の受信信号を同相合成する。
Claim (excerpt):
所定の配置形状で近接して並置された複数のアンテナ素子からなるアレーアンテナを制御するためのアレーアンテナの制御方法において、上記アレーアンテナの各アンテナ素子でそれぞれ受信された複数の受信信号をそれぞれ共通の局部発振信号を用いて互いに直交する各2つの直交ベースバンド信号に変換し、上記複数のアンテナ素子のうち各2つのアンテナ素子間の受信信号の同相化のための変換行列をそれぞれ、互いに直交する所定の第1の軸と第2の軸とを用いて、上記各2つのアンテナ素子間の受信信号の位相差の正弦値と各振幅値の積に比例する上記第2の軸上の第2のデータと上記各2つのアンテナ素子間の受信信号の位相差の余弦値と各振幅値の積に比例する上記第1の軸上の第1のデータとを用いた2×2の変換行列で表し、上記変換された各2つの直交ベースバンド信号に基づいて上記第1のデータと上記第2のデータとを計算し、上記計算された第1のデータと第2のデータとをそれぞれ所定の伝達関数を有する雑音抑圧用フィルタに通過させてろ波させた後、上記ろ波された第1のデータと上記ろ波された第2のデータとに基づいて上記変換行列の要素を計算し、上記計算された変換行列の要素を含む変換行列を用いて、上記各2つのアンテナ素子間の受信信号を同相化し、上記同相化された複数の受信信号を同相合成して受信信号を出力することを特徴とするアレーアンテナの制御方法。

Return to Previous Page