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J-GLOBAL ID:200903022048905217

ケイ素含有樹脂を含浸させたポリウレタンフォームから炭化ケイ素フォームを製造する方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 川口 義雄 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994100149
Publication number (International publication number):1994321653
Application date: May. 13, 1994
Publication date: Nov. 22, 1994
Summary:
【要約】【目的】 ケイ素含有樹脂を含浸させたポリウレタンフォームから炭化ケイ素フォームを製造する方法を提供する。【構成】 ポリウレタンフォームをアルカリ性溶液で侵食し、洗浄及び乾燥後にケイ素粉末の有機樹脂懸濁液をフォームに含浸させ、漸進的に加熱しながら樹脂を重合し、ポリウレタンフォーム及び樹脂を炭化し、最後にフォーム及び樹脂の炭化によって生成した炭素で樹脂懸濁液中に含まれるケイ素を浸炭させることからなる。得られたフォームは、微小細孔率が高く、中間細孔率が浸炭温度によって変動し得ることを特徴とする。本発明は、排気チャンバー用触媒担体及びディーゼルエンジン用フィルターの製造に適用される。
Claim (excerpt):
ポリウレタンフォームから炭化ケイ素フォームを製造する方法であって、a)ポリウレタンフォームを製造し、b)必要とあれば、溶媒を加熱して除去し、c)温度を約5°C/分の温度上昇速度で漸進的に250°Cまで上昇させて樹脂を重合し、d)不活性雰囲気下で温度を250°Cから1000°Cまで漸進的に上昇させて、ポリウレタンフォーム及び樹脂を同時に炭化し、e)不活性雰囲気下で温度を約3°C/分の温度上昇速度で1000°Cから1300〜1600°Cの温度Tまで漸進的に上昇させ、常に不活性雰囲気下で温度Tを2時間維持して、フォーム及び樹脂の炭化によって生成した炭素で樹脂懸濁液中に含まれるケイ素を浸炭させ、f)このようにして得られた炭化ケイ素を冷却することからなり、ポリウレタンフォームの製造a)が、a1)Si対樹脂の重量比を0.58〜1.17として粉末形態のSiを少なくとも1種の酸素含有有機樹脂/任意の溶媒に懸濁させた懸濁液をポリウレタンフォームに含浸させ、a2)樹脂対ポリウレタンの重量比が2.5〜5になるように過剰懸濁液を除去することからなることを特徴とする方法。
IPC (3):
C04B 38/00 304 ,  C01B 31/36 ,  C04B 35/56 101
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
  • 特開平4-164873

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