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J-GLOBAL ID：200903022063582629

制動力配分制御方法

Inventor： 森田 隆夫 ,  松川 勉 ,  安永 弘道 ,  田中 忠夫
Applicant, Patent owner： 三菱自動車工業株式会社
Agent (1)： 長門 侃二
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1993128791
Publication number (International publication number)：1994336157
Application date： May. 31, 1993
Publication date： Dec. 06, 1994
Summary：

【要約】【目的】 通常の制動条件下では、ブレーキペダルの踏込み操作速度にかかわらず、企図した後輪制動力を発生させて前後輪間での制動力配分を適正にする。【構成】 前後加速度センサにより検出した制動減速度の変化率を求め、通常の制動速さ範囲内では、減速度変化率が大きいほど目標減速度を増大補正して、プロポーショニングバルブの後輪ホィールシリンダ圧上昇抑制作用を有効にするための、バイパス弁の開から閉への切換え動作のタイミングを遅らせ、切換え動作時の後輪圧力を制動速さにかかわらず略一定にする。パニックブレーキ領域では目標減速度を減少補正して後輪圧力を低減し、後輪先ロックを防止する。

Claim (excerpt)：

プロポーショニングバルブをバイパスする管路に設けたバイパス弁を開閉制御することにより、マスタシリンダ圧の上昇度合に対する後輪ホィールシリンダ圧の上昇度合を抑制する前記プロポーショニングバルブの機能を選択的に有効にして後輪制動力を調整する制動力配分制御方法において、制動減速度を検出し、前記検出した制動減速度の変化率を求め、前記制動減速度の変化率に応じて目標減速度を可変設定し、前記検出した制動減速度と前記目標減速度との比較結果に応じて前記バイパス弁を開閉制御することを特徴とする制動力配分制御方法。