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J-GLOBAL ID:200903022078667582

反応性ホットメルト型接着剤組成物

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992346336
Publication number (International publication number):1994192636
Application date: Dec. 25, 1992
Publication date: Jul. 12, 1994
Summary:
【要約】【構成】 イソシアネート基及び/又は活性シリル基を有する数平均分子量が1万以上のグラフト共重合体10〜90重量%と、8千以下の低分子量重合体90〜10重量%とからなる混合樹脂100重量部に、更に融点が50〜150°Cのワックス1〜35重量部含有させてなるアクリル系の湿気反応硬化型ホットメルト接着剤組成物。【効果】 硬化前室温時は非粘着性を示し、湿気に接触するとすみやかに硬化する性質を有し、かつホットメルト溶融塗布時の熱安定性や塗布作業性に優れ、ペーパーハニカムサンドイッチ鋼板などの製造に於いて70°C前後の低温短時間熱圧接着で仮接着が可能で、かつ湿気硬化後は優れた耐候性と実用接着耐久性を発揮する。
Claim (excerpt):
下記(A)の数平均分子量が1〜20万のグラフト共重合体から選ばれた1種または2種以上の混合物10〜90重量%と下記(B)の数平均分子量が500〜8000の低分子量重合体から選ばれた1種または2種以上の混合物90〜10重量%からなる混合樹脂100重量部に対し、更に、融点が50〜150°Cのワックス(C)1〜35重量部を含有させてなる反応性ホットメルト型接着剤組成物。(A)グラフト共重合体1)分子内にビニル基及びイソシアネート基を有する単量体(d)及び/又は分子内にビニル基及び下記一般式(1)[式中、Xはアルコキシ基あるいはアセトキシ基、Yは塩素原子または炭素数1〜5のアルキル基を、nは0〜2を表す。]で示される活性シリル基を有する単量体(e)と、分子末端にビニル基を有し2000以上の数平均分子量および20°C以上のガラス転移温度を有するマクロモノマー(f)、及びアルキル基の炭素数が1〜12個である(メタ)アクリル酸アルキルエステル(g)とを共重合して製造され、且つ、(メタ)アクリル酸アルキルエステル部位のガラス転移温度が-75〜10°Cであるイソシアネート基及び/又は活性シリル基を有するグラフト共重合体(A1 )。2)分子内にビニル基及びイソシアネート基と反応しうる活性水素を有する単量体(h)及び/又は分子内にビニル基及び活性基を有する単量体(i)と、マクロモノマー(f)及び(メタ)アクリル酸アルキルエステル(g)とを共重合させ、更にポリイソシアネート(j)及び/又は分子内に上記一般式(1)で表される活性シリル基及び上記活性基と反応しうる基を有するシラノール化合物(k)を反応させて製造される、(メタ)アクリル酸アルキルエステル部位のガラス転移温度が-75〜10°Cであるイソシアネート基及び/又は活性シリル基を有するグラフト共重合体(A2 )。3)熱可塑性樹脂(m)の存在下に、分子内にビニル基及びイソシアネート基を有する単量体(d)及び/又は分子内にビニル基及び活性シリル基を有する単量体(e)と、(メタ)アクリル酸アルキルエステル(g)とを共重合させて製造され、且つ、(メタ)アクリル酸アルキルエステル部位のガラス転移温度が-75〜10°Cであるイソシアネート基及び/又は活性シリル基を有するグラフト共重合体(A3 )。4)熱可塑性樹脂(m)の存在下に、分子内にビニル基及びイソシアネート基と反応しうる活性水素を有する単量体(h)及び/又は分子内にビニル基及び活性基を有する単量体(i)と(メタ)アクリル酸アルキルエステル(g)とを共重合させ、さらにポリイソシアネート(j)及び/又はシラノール化合物(k)を反応させて得られる、(メタ)アクリル酸アルキルエステル部位のガラス転移温度が-75〜10°Cであるイソシアネート基及び/又は活性シリル基を有するグラフト共重合体(A4 )。5)ガラス転移温度が-75〜10°Cにある熱可塑性高分子(n)に、分子内にビニル基及びイソシアネート基を有する単量体(d)及び/又は分子内にビニル基及び活性シリル基を有する単量体(e)をグラフト重合して得たイソシアネート基及び/又は活性シリル基を有するグラフト共重合体(A5 )。(B)低分子量重合体1)酢酸ビニル及び(メタ)アクリル酸アルキルエステル(g)から選ばれた少なくとも1種の単量体を共重合させて成り、且つガラス転移温度が -40〜100°Cである低分子量重合体(B1 )。2)酢酸ビニル及び(メタ)アクリル酸アルキルエステル(g)から選ばれた少なくとも1種の単量体と、分子内にビニル基及びイソシアネート基を有する単量体(d)及び/又は分子内にビニル基及び活性シリル基を有する単量体(e)を共重合させて成り、且つ、ガラス転移温度が-40°C〜100°Cであるイソシアネート基及び/又は活性シリル基を有する低分子量重合体(B2 )。3)酢酸ビニル及び(メタ)アクリル酸アルキルエステル(g)から選ばれた少なくとも1種の単量体と、分子内にビニル基及びイソシアネート基と反応しうる活性水素を有する単量体(h)及び/又は分子内にビニル基及び活性基を有する単量体(i)とを共重合させ、さらにポリイソシアネート(j)及び/又はシラノール化合物(k)を反応させて得られる、且つ、ガラス転移温度が-40°C〜100°Cであるイソシアネート基及び/又は活性シリル基を有する低分子量重合体(B3 )。
IPC (4):
C09J151/00 JDH ,  C09J131/04 JCX ,  C09J131/04 JCY ,  C09J201/02 JBC
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)
  • 特表平3-504986
  • 特開昭60-260668

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