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J-GLOBAL ID:200903022117583596

船舶における報知装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 森本 義弘
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1999140878
Publication number (International publication number):2000326891
Application date: May. 21, 1999
Publication date: Nov. 28, 2000
Summary:
【要約】 (修正有)【課題】 波浪中における船体各部の状態が定量的に把握できなく、海洋における海象は正確に予測するのが難しいため、船体に波高検出装置を設けて波高を順次検出することで、所定以上の高さの波が発生し始めた際には危険回避するといったことが考えられるが、この波高検出装置は非常に高価である。【解決手段】 歪検出用の歪ゲージ6、第一距離ζを計測するための第一計測部8、第二距離Zを計測するための第二計測部10、第二距離Zから第一距離ζを減じて波高hを演算する演算部12を備え、制御部13が、計測値あるいは演算値が設定値を越えているかどうかを判断し、少なくともひとつの計測値が設定値を越えた場合、報知機に報知信号を出力するよう制御するので、船体に高価な波高検出装置を設けることなく、人間の目視判断による海象変化に依らず定量的な監視が行え、確実かつ迅速に危険な状態を回避して、安全な航行ができる。
Claim (excerpt):
船体の歪量を検出するための歪量計測器と、船体の所定位置と波の頂点までの第一距離を計測するするための計測部と、予め設定された高さの静水面に対して傾斜する船体の傾斜角度を検出するために船体に取付けられた傾斜角度検出部と、船体の重心位置に配置されて船体が上下に運動する際の加速度を検出する加速度計と、海象に応じて警報を発する報知機とを備え、前記傾斜角度検出部からの傾斜角度信号に基づいて船体の揺れ量および加速度計からの加速度に基づいて船体全体の上下方向の移動量を演算する演算部が設けられ、この演算部は、傾斜角度信号に基づいて前記所定位置が静水面から揺動した揺動距離を三角関数を用いて得た演算値に加速度計からの加速度を積分して得た演算値を加算することで第二距離を求める機能と、この第二距離から前記第一距離を減じることで静水面からの波高を演算する機能とを有し、前記歪計測器および演算部のうちの少なくとも何れかひとつからの計測値あるいは演算値が所定の値を越えた場合に、前記報知機に報知信号を出力する機能を有する制御部が設けられたことを特徴とする船舶における報知装置。
IPC (3):
B63B 43/02 ,  B63B 43/00 ,  G01L 5/00
FI (3):
B63B 43/02 ,  B63B 43/00 Z ,  G01L 5/00 Z
F-Term (5):
2F051AA01 ,  2F051AB09 ,  2F051AC01 ,  2F051AC07 ,  2F051BA01

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