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J-GLOBAL ID：200903022377413376

車椅子用階段昇降装置

Inventor： 若井 良友 ,  田中 理
Applicant, Patent owner： 株式会社富田電機製作所 ,  社会福祉法人横浜市リハビリテーション事業団
Agent (1)： 後藤 武夫 (外1名)
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1993093890
Publication number (International publication number)：1994285116
Application date： Mar. 30, 1993
Publication date： Oct. 11, 1994
Summary：

【要約】【目的】 階段部に特別の工事を行うことなく、可搬式で簡単な構造の車椅子用の階段昇降装置を提供する。【構成】 コの字形開口を有する軽ミゾ形鋼またはアルミ合金形材などを上下に配置し使用者から見て左側レ-ルとし、同様にして左側レ-ルを形成し、これら左右2本のレ-ルを連結して梯子2を構成し、これら左右2本のレ-ルの下レ-ルに支持される1対のロ-ラと、上レ-ルに支持される2対のロ-ラとにより3点支持され左右両レ-ル上に跨がるキャリッジフレ-ム12と、このキャリッジフレ-ム12に対し、その上に跨がる取付ア-ムを介してヒンジ結合され、左右レ-ルの外側に折り畳み可能に水平に展開されて車椅子4用の左右の両輪Wを載せるデッキ6とを有し、キャリッジフレ-ム12を含むキャリッジ組立体5は、駆動装置3で駆動されるロ-プにより車椅子4を載せたデッキ6と一体に昇降され、ロ-プが切断した場合の安全装置としてのブレ-キも装着された構成である。

Claim (excerpt)：

断面がコの字形の開口を有するミゾ形鋼またはアルミニウム合金形材などの2個が、それの開口面を同一側に向けて平板材などで平行に連結されて、組み立てられた状態で上レ-ル(41a)と下レ-ル(41b)とを有する単位レ-ル(41)とされ、その2個が、使用の対象とする階段に応じ所定の長さと傾斜角にされ、それぞれの開口面を使用者から見て左、または右の外側方に向けて左右対称に連結され一組とされた左レ-ル(41h)と右レ-ル(41m)とを有して一組とされたはしご(2)と; このはしご(2)の左右の前記上下レ-ル(41a、41b)に片側3個のロ-ルを介して水平に支持され前記はしごの上端から下端までの間を前記はしごに沿って往復動可能にされたキャリッジフレ-ム(12)と;前記はしご(2)の左右両外側において、このキャリッジフレ-ム(12)に装着されて常時水平に保たれ、車椅子(4)の左右の車輪(W)のそれぞれを載せ前記キャリッジフレ-ム(12)と一体に往復動可能にされたデッキ(6)を有するサドル部(11)と;前記はしご(2)の上端段に装着され電動機(31)、減速機構(32)および駆動ドラム(33)と、この駆動ドラム(33)と前記キャリッジフレ-ム(12)とを連結するワイヤロ-プ(34)とを有する駆動機構(3)と;前記キャリッジフレ-ム(12)に装着され、前記の駆動ドラム(33)と前記キャリッジフレ-ム(12)との間がワイヤロ-プ(34)によりばねを介して連結されている間は、ばねの弾性力に抗して前記上レ-ル(41a)との摩擦係合から離れ、前記ワイヤロ-プ(34)が切断した場合は前記ばねの弾性力により、前記左右のレ-ル(41h、41m)の上レ-ル(41a)と摩擦係合して前記サドル部(11)を即時に停止させるブレ-キ機構と; を含んで成る車椅子用階段昇降装置。