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J-GLOBAL ID:200903022389146632

ポリアミド-ポリオレフィン樹脂組成物

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995217768
Publication number (International publication number):1997059438
Application date: Aug. 25, 1995
Publication date: Mar. 04, 1997
Summary:
【要約】【構成】 本発明は、樹脂組成物全体に対して、ポリアミド(A)30〜80重量%、変性ポリオレフィン(B)5〜50重量%、および、未変性ポリオレフィン(C)5〜65重量%からなり、成分(A)がマトリックス相を形成し、ポリオレフィン相がコア-シェル型粒子構造の分散相を呈する樹脂組成物であって、成分(B)がα、β-不飽和カルボン酸またはその誘導体で変性された結晶性ポリプロピレン系樹脂であり、成分(C)が引張弾性率200MPa以下の未変性エチレン・α-オレフィン共重合体と、未変性結晶性ポリプロピレン系樹脂とからなるポリアミド-ポリオレフィン樹脂組成物に関する。【効果】 本発明の樹脂組成物は、低吸水性、寸法安定性、軽量性や、剛性、靱性などの機械的特性および成形加工性に優れ、かつその射出成形品がウェルド強度に優れるものであり、機械部品、自動車部品、電気・電子部品などの広い分野、好適には自動車用電装部品に使用される。
Claim (excerpt):
ポリアミド(A)、変性ポリオレフィン(B)および未変性ポリオレフィン(C)からなる樹脂組成物において、該樹脂組成物全体に対して、ポリアミド(A)が30〜80重量%、変性ポリオレフィン(B)が5〜50重量%、および、未変性ポリオレフィン(C)が5〜65重量%(ただし、成分(A)と成分(B)と成分(C)の合計は100重量%)からなり、ポリアミド(A)が連続相を形成する一方、変性ポリオレフィン(B)と未変性ポリオレフィン(C)からなるポリオレフィン分散相がコア-シェル型粒子構造の分散相を呈する樹脂組成物であって、かつ、変性ポリオレフィン(B)が、α、β-不飽和カルボン酸またはその誘導体で変性された、23°Cにおける曲げ弾性率が1GPa以上の結晶性ポリプロピレン系樹脂であり、そして、未変性ポリオレフィン(C)が23°Cにおける引張弾性率が200MPa以下であるエチレン・α-オレフィン共重合体成分(C1)と、23°Cにおける曲げ弾性率が1GPa以上の未変性の結晶性ポリプロピレン系樹脂(C2)からなることを特徴とするポリアミド-ポリオレフィン樹脂組成物。
IPC (3):
C08L 23/02 LCV ,  C08L 23/26 LDA ,  C08L 77/00 LQS
FI (3):
C08L 23/02 LCV ,  C08L 23/26 LDA ,  C08L 77/00 LQS

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