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J-GLOBAL ID:200903022506822920
廃触媒からの有価金属の回収方法
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993061397
Publication number (International publication number):1994248367
Application date: Feb. 26, 1993
Publication date: Sep. 06, 1994
Summary:
【要約】【目的】 新規で工業的に実施可能な廃触媒からのV、Mo、Ni、Coの分離回収方法の提供を目的とする。【構成】 アルミナを主成分とする担体を用いた廃触媒を、要すれば脱油し、次いで焙焼し、得た焼成物を溶解用触媒金属と共に硫酸で溶解し、得た溶解液を抽出原液とし、まずモリブデンを抽出分離し、次いでバナジウムを抽出分離し、その後ニッケルとコバルトの大部分を硫化物として沈澱分離し、液中に残ったニッケルとコバルトをキレート樹脂に吸着して高純度の硫酸アルミ溶液を得る。【効果】 確実にバナジウムとモリブデンとニッケルとコバルトとアルミとを容易に、かつ高回収率で分離回収できる。
Claim (excerpt):
アルミナを主成分とする担体を用いた廃触媒を、要すれば脱油し、次いで400〜1000°Cで焙焼し、得た焼成物を溶解用触媒金属と共に硫酸溶解し、得た溶解液を抽出原液とし、該抽出原液と所定量のMo抽出用抽出剤を含むMo抽出有機とを接触させてモリブデンを含む有機相とMo抽出残液とを得、該有機相よりモリブデンをアルカリ溶液を用いて逆抽出し、モリブデン酸塩溶液と再生Mo抽出有機とを得、再生Mo抽出有機を前記モリブデン抽出工程に繰り返し、モリブデン酸塩溶液よりモリブデンを回収し、前記Mo抽出残液と所定量のV抽出用抽出剤を含むV抽出有機とを接触させてバナジウムを含む有機相とV抽出残液とを得、該有機相よりバナジウムを鉱酸溶液を用いて逆抽出し、含バナジウム溶液と再生V抽出有機とを得、再生V抽出有機を前記バナジウム抽出工程に繰り返し、記V抽出残液と硫化水素ガスと接触させて、V抽出残液中のニッケル、コバルトを硫化物として回収し、回収終液をキレート樹脂と接触させて分離液中の微量のニッケルとコバルトとを該キレート樹脂に吸着させ、高純度の硫酸アルミニウム溶液を得、一方キレート樹脂に吸着せしめた微量のニッケルとコバルトとを硫酸を用いて遊離し、得た遊離液を前記還元溶解工程に繰り返すことを特徴とする廃触媒よりの有価金属の回収方法。
IPC (9):
C22B 7/00
, B01J 20/26
, C01G 31/00
, C01G 39/00
, C01G 51/00
, C22B 3/26
, C22B 23/00
, C22B 34/22
, C22B 34/34
FI (2):
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)
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特開昭59-056535
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特開昭62-211597
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特開昭54-068720
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