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J-GLOBAL ID:200903022603117440

ポリフェニレンスルフィド樹脂成形品

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994313872
Publication number (International publication number):1995224210
Application date: Dec. 16, 1994
Publication date: Aug. 22, 1995
Summary:
【要約】【構成】 (A)数平均分子量が7000〜15000 の実質的に架橋構造を有さないポリフェニレンスルフィド(PPS)樹脂95〜5重量%と (B)液晶性ポリマ5〜95重量%からなる樹脂組成物 100重量部に対して、 (C)特定の構造式で示されるエポキシ化合物から選ばれた1種以上のエポキシ化合物0.1〜5重量部および (D)充填剤0〜 400重量部を配合してなり、かつ、該組成物を特定の設定条件で射出成形したウェルド部を有するウェルド成形品とウェルド部を有さない非ウェルド成形品の引張強度から求められるウェルド強度保持率が15%以上、かつ、特定の式を満たすPPS樹脂組成物を溶融成形してなるウェルド部を有する PPS樹脂成形品。【効果】本発明により、成形時に発生するバリが少なく、機械的物性のウェルド強度に優れ、特に射出成形による小型精密部品などの用途に有用な PPS樹脂成形品が得られる。
Claim (excerpt):
(A)1-クロロナフタレンを溶媒とするゲル浸透クロマトグラフ法で求められた数平均分子量が7000〜15000の実質的に架橋構造を有さないポリフェニレンスルフィド樹脂95〜5重量%と(B)溶融時異方性溶融相を形成し得る液晶性ポリマ5〜95重量%からなる樹脂組成物100重量部に対して、(C)下記構造式(a)、(b)で示されるエポキシ化合物から選ばれた1種以上のエポキシ化合物0.1〜5重量部および(D)充填剤0〜400重量部を配合してなるポリフェニレンスルフィド樹脂組成物であって、かつ、該組成物を下記設定条件で射出成形したほぼ中央部にウェルド部を有するウェルド成形品(X)およびウェルド部を有さない非ウェルド成形品(Y)の引張強度を各々測定し、これら成形品の引張強度から式(1)で求められるウェルド強度保持率が10%以上、かつ、下記式(2)を満たす組成物を溶融成形してなるウェルド部を有するポリフェニレンスルフィド樹脂成形品。【化1】(上記Gは【化2】を示す。)ウェルド強度保持率(%)=(ウェルド部を有するウェルド成形品(X)の引張強度/ウェルド部を有さない非ウェルド成形品(Y)の引張強度)×100----(1)(設定条件シリンダ温度:[ポリフェニレンスルフィド樹脂組成物の成形可能下限温度+10]°C金型温度:130°C成形品:厚み1mmのASTM4号ダンベル)w≧α-0.7b ......(2)(上式中bは(A)成分と(B)成分の合計に対する(B)成分の割合(%)を表わし、wはウェルド強度保持率(%)を示す。αはα=-0.6g+55で算出される定数であり、gは全組成物中の(D)成分の割合(%)を示す。)
IPC (5):
C08L 67/00 LNZ ,  C08L 81/02 LRG ,  C08L 67/00 ,  C08L 81:02 ,  C08L 63:00

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