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J-GLOBAL ID:200903022627810627

フラーレンの製造方法及びその製造装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 光来出 良彦
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995094527
Publication number (International publication number):1996268705
Application date: Mar. 28, 1995
Publication date: Oct. 15, 1996
Summary:
【要約】【目的】 アーク放電法により炭素質原料からフラーレンを合成するのに、酸素、水分等のフラーレンの合成を阻害する要因を十分に排除することができ、長時間安定して炭素質原料から連続的に大量にフラーレンを製造することが可能で、さらにフラーレンの合成収率がよく、且つ安価な製造方法及びその製造装置を提供する。【構成】 処理室6内に設置されたクリール、ボビン等の炭素質原料供給装置1に長尺状の柔軟な炭素質原料2を配置する。この処理室6内を一旦10-2mmHg以下の超高真空にして酸素、水分等を排除する。次いで、処理室6内に不活性ガスを導入して処理室6内の圧力を5mmHg〜500mmHgに調整する。この雰囲気を保って、処理室6内に設置された対極4の方へ接近させるように前記炭素質原料2を連続的に供給して、この炭素質原料2を電極として両極間に電力を印加してアーク放電を行わせる。フラーレンは飛散するので、対極4周囲を取り囲むスス受け5に溜まったススよりフラーレンを回収する。
Claim (excerpt):
(1)処理室内に長尺状の柔軟な炭素質原料を配置し、(2)該処理室内を一旦10-2mmHg以下の超高真空にし、(3)該処理室内に不活性ガスを導入して該処理室内の圧力を5mmHg〜500mmHgに調整し、(4)該処理室内に設置された対極の方へ接近させるように前記炭素質原料を連続的に供給して前記炭素質原料を電極として両極間に電力を印加してアーク放電を行わせることにより、該炭素質原料からフラーレンを製造することを特徴とする長時間連続して製造可能なフラーレンの製造方法。
IPC (2):
C01B 31/02 101 ,  B01J 19/08
FI (2):
C01B 31/02 101 Z ,  B01J 19/08 E

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