Pat
J-GLOBAL ID:200903022719955443

リチウムイオン二次電池用リチウムコバルト複酸化物の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 鴨田 朝雄
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997053101
Publication number (International publication number):1998255793
Application date: Mar. 07, 1997
Publication date: Sep. 25, 1998
Summary:
【要約】【課題】 高温保存特性が優れたリチウムイオン二次電池の供給が可能となるリチウムコバルト複酸化物の製造方法を提供する。【解決手段】 (1)平均粒径が10μm以下で、かつ比表面積が1.0m2/g以上の炭酸リチウム粉末、および比表面積が3.5m2/g以下の酸化コバルト粉末を、Li/Coモル比が0.980〜1.010となるように秤取し、(2)秤取した該炭酸リチウム粉末および該酸化コバルト粉末を予備混合し、(3)得られた予備混合粉末を、装入量を混合造粒機の有効容積の92容量%以下にして混合造粒機へ装入した後、該混合造粒機で、造粒前混合、該造粒前混合時より撹拌速度を下げて行うバインダー添加、予備造粒、および該予備造粒時より撹拌速度を下げて行う造粒を行い、(4)得られた造粒物を酸素含有雰囲気で焼成する。
Claim (excerpt):
炭酸リチウム(Li2CO3)粉末および酸化コバルト(Co3O4)粉末を秤取し、混合造粒機で、該炭酸リチウム粉末および該酸化コバルト粉末にバインダーを添加して造粒物を作成した後、該造粒物を酸素含有雰囲気で焼成する方法において、(1)該炭酸リチウム粉末を、平均粒径が10μm以下で、かつ比表面積が1.0m2/g以上のものとし、(2)該酸化コバルト粉末を、比表面積が3.5m2/g以下のものとし、(3)該炭酸リチウム粉末および該酸化コバルト粉末を、Li/Coモル比が0.980〜1.010となるように秤取し、(4)秤取した該炭酸リチウム粉末および該酸化コバルト粉末を予備混合し、(5)得られた予備混合粉末から、(イ)装入量が混合造粒機の有効容積の92容量%以下となるような該混合造粒機への装入、(ロ)造粒前混合、(ハ)該造粒前混合時より撹拌速度を下げて行うバインダー添加、(ニ)予備造粒、および(ホ)該予備造粒時より撹拌速度を下げて行う造粒の5段階で造粒物を作成することを特徴とするリチウムイオン二次電池用リチウムコバルト複酸化物の製造方法。
IPC (4):
H01M 4/58 ,  C01G 51/00 ,  H01M 4/02 ,  H01M 4/04
FI (4):
H01M 4/58 ,  C01G 51/00 A ,  H01M 4/02 C ,  H01M 4/04 A

Return to Previous Page