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J-GLOBAL ID:200903022789997658
曲げ加工性に優れる高強度銅合金材およびその製造方法
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (2):
平田 忠雄
, 岩永 勇二
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2005313296
Publication number (International publication number):2007119844
Application date: Oct. 27, 2005
Publication date: May. 17, 2007
Summary:
【課題】高い機械的強度と良好な導電率を兼備し、かつ優れた曲げ加工性を併せ持つ銅合金材を提供する。【解決手段】Niを1.0〜5.0質量%、Siを0.2〜1.0質量%含有し、残部がCuと不可避的不純物からなり、その圧延方向に垂直な断面にて観察される粒径0.03〜3μmのNi2Si析出物の分布に関して、表面層の数密度(a個/mm2)/内部層の数密度(b個/mm2)の比率が0.5以下である銅合金材を、銅合金素材の形成工程、700〜900°Cに加熱後25°C/分以上の速度で300°C以下に冷却する第1の熱処理工程、300〜500°Cで5分〜5時間加熱する第2の熱処理工程、1パス加工率5%以下の圧延を繰返し合計加工率10%以上とする圧延加工工程、及び550〜700°Cで5秒〜5分加熱する第3の熱処理工程を経て製造する。【選択図】図1
Claim (excerpt):
Niを1.0〜5.0質量%、Siを0.2〜1.0質量%含有し、残部がCuと不可避的不純物からなる銅合金材で、その圧延方向に垂直な断面にて観察されるNi2Si析出物の分布に関して、前記銅合金材の両表面から厚さ方向に板厚全体の各20%までの部分を範囲とする表面層における粒径0.03〜3μmの前記Ni2Si析出物の数密度をa個/mm2、前記表面層を除いた部分を範囲とする内部層における粒径0.03〜3μmの前記Ni2Si析出物の数密度をb個/mm2としたときのa/bの比率が0.5以下であることを特徴とする銅合金材。
IPC (5):
C22C 9/06
, C22C 9/10
, C22F 1/08
, C22C 9/02
, C22C 9/04
FI (6):
C22C9/06
, C22C9/10
, C22F1/08 B
, C22F1/08 P
, C22C9/02
, C22C9/04
F-Term (6):
5G301AA08
, 5G301AA14
, 5G301AA19
, 5G301AB01
, 5G301AD03
, 5G301AD05
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (5)
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