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J-GLOBAL ID:200903022966486588
中性子捕獲治療のための装置及び方法
Inventor:
Applicant, Patent owner:
,
Agent (1):
加藤 紘一郎 (外2名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1994516032
Publication number (International publication number):1997500286
Application date: Dec. 21, 1993
Publication date: Jan. 14, 1997
Summary:
【要約】患者治療室(27)は原子炉心(16,17,18)の周りに順次円周方向に間隔を置いて設けられている。治療室と炉心の間に設けた遮蔽体(22)は適当なコリメーター手段としての中性子伝送通路(23)を有する。炉心は円筒形の多領域炉心であり、内側の2つ(16,17)又は3つ(16,17,18)の領域が核燃料を収容しており、内側炉心(16)が核分裂中性子の大部分を発生させ、第2炉心リング(17)が低濃縮燃料を収容し、第3領域(18)が中性子を非弾性散乱させると共にγ線を吸収するためトリウム又は劣化金属ウラン又はその他の重金属を収納する。それぞれが調節可能な熱中性子吸収体及びγ線吸収体を含む組成の異なる減速液の入った2つの減速リング(19,20)が多領域炉心を囲む。重金属γ線遮蔽体(21)が第2減速リングを囲む。このように構成すれば、いわゆるスペクトル整形フィルターを使用しなくても中性子スペクトルが炉心内で制限されて、患者には熱外中性子だけが伝送される。
Claim (excerpt):
核分裂中性子源と、中性子源を囲む遮蔽媒体と、前記媒体を貫通する複数の中性子伝送通路と、通路の末端において遮蔽媒体の外側に設けた治療ステーションと、高速中性子を極めて強力に非弾性散乱させるため中性子源に含有させた物質と、腫瘍の種類に応じて熱外及び熱中性子スペクトルを最適化するため調整できる減速体及び1/v-吸収体の複合体とから成ることを特徴とする治療装置。
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