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J-GLOBAL ID:200903023167420503

埋設管体の異常位置検出方法及び装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 鈴江 武彦
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993002015
Publication number (International publication number):1993256726
Application date: Jan. 08, 1993
Publication date: Oct. 05, 1993
Summary:
【要約】【目的】本発明の目的は、人間の聴覚に頼ることなく、容易に、地中内に存する漏出部の位置を検出することが可能な埋設管体の異常位置検出方法及び装置を提供することにある。【構成】漏出信号検出センサと、地表に配置される複数の振動信号検出センサと、装置本体とからなり、地中に埋設されている管体内を流れる流体が、前記管体から漏出する漏出部の位置を検出する装置である。前記装置本体は、複数の振動信号検出センサ間の振動振幅及び速度を、前記複数の振動信号検出センサの出力を用いて算出し、該振動振幅及び速度の相互相関関数を、前記振動振幅及び速度と、前記漏出信号検出センサの出力とを用いて算出し、該相互相関関数毎の振動インテンシティを算出し、該振動インテンシティにより前記漏出部の位置を示すベクトル合成データを求める。
Claim (excerpt):
地中に埋設されている管体に存する異常部近傍から発生する信号を基準信号として検出する基準信号検出ステップと、地表上における複数の位置において前記異常部近傍から発生する信号を含む振動信号を夫々検出する振動信号検出ステップと、前記複数の位置の少なくとも2ケ所の位置を結ぶ直線で定義される所定方向の振動振幅を、前記振動信号検出ステップにより得られる振動信号に基づき算出する振動振幅算出ステップと、前記所定方向の振動エネルキー伝播速度を、前記振動信号検出ステップにより得られる振動信号に基づき算出する速度算出ステップと、前記所定方向の振動振幅の相互相関関数を、前記基準信号と前記所定方向の振動振幅とに基づき算出すると共に、前記所定方向の振動エネルキー伝播速度の相互相関関数を、前記基準信号と前記所定方向の振動エネルギー伝播速度とに基づき算出する相互相関関数算出ステップと、前記所定方向の振動インテンシティを、前記所定方向の振動振幅の相互相関関数と前記所定方向の振動エネルギーの伝播速度の相互相関関数とに基づき算出する振動インテンシティ算出ステップと、前記振動インテンシティに基づき前記地中に埋設されている管体の異常位置の方向を推定する異常位置検出ステップと、を具備することを特徴とする埋設管体の異常位置検出方法。

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