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J-GLOBAL ID:200903023394907494

内燃機関の始動燃料噴射タイミング制御装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 渡部 敏彦
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995061779
Publication number (International publication number):1996232711
Application date: Feb. 24, 1995
Publication date: Sep. 10, 1996
Summary:
【要約】 (修正有)【目的】 機関始動時の燃料吹き抜けを防止し、始動時間の短縮化及びエミッションの低減化が可能な内燃機関始動燃料噴射タイミング制御装置を提供する。【構成】 吸気弁と排気弁とがオーバーラップ期間を有する機関において、回転数に応じてテーブルデータを検索し、噴射燃料が気筒内に到達する遅延時間TDELAYを決定し、機関の水温及び吸気温に応じて補正係数KTDLYTW,KTDLYTAを決定し、補正係数により遅延時間TDELAYを補正する。燃料を噴射している時間Tiも算出し、補正後の遅延時間と共に、次式により燃料の噴射を開始するステージ(STG)を算出する。噴射開始STG = 16 - (TDELAY+Ti)/CRMEここで、“16”はオーバーラップ期間が開始するステージを示し、CRMEは、各ステージの時間間隔、すなわちクランク角周期(例えば、30°周期)で発生されるCRK信号パルス間の時間間隔を示している。
Claim (excerpt):
内燃機関の吸気管内に燃料を噴射する燃料噴射手段により前記機関の始動時に燃料を噴射するタイミングを決定する内燃機関の始動燃料噴射タイミング制御装置において、燃料の噴射時間を演算する燃料噴射時間演算手段と、前記機関の回転数、前記機関の温度及び前記機関の吸入空気温度のうち少なくとも1つを検出する運転状態検出手段と、該運転状態検出手段の出力に応じて噴射された燃料が燃焼室へ到達するまでに要する到達時間を算出する到達時間算出手段と、前記内燃機関の吸気弁及び排気弁が同時に開弁するオーバーラップ開始時期を演算するオーバーラップ開始時期演算手段と、該オーバーラップ開始時期、前記到達時間及び前記燃料噴射時間に基づいて燃料噴射タイミングを算出する燃料噴射タイミング算出手段とを有することを特徴とする内燃機関の始動燃料噴射タイミング制御装置。

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