き電線電圧補償方式および装置

Inventor： , ,
Applicant, Patent owner：
Agent (1)：志賀富士弥 (外1名)
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1995321319
Publication number (International publication number)：1997163607
Application date： Dec. 11, 1995
Publication date： Jun. 20, 1997
Summary：

【要約】【目的】スコット変圧器を用いた交流電気鉄道において、延長給電により制御不能となる電圧補償装置を有効利用する。【構成】スコット変圧器1AのT座,M座にインバータ装置(SVG)3を接続し、そのインバータ3T,3Mの制御を、スコット変圧器1Aからき電線2T,2Mの負荷に給電する通常時は、各座の有効電力と無効電力を検出してインバータの電圧制御で負荷側の無効電力を補償し、インバータの周波数制御で各座の有効電力の差の1/2を融通して有効電力を等しくする。スコット変圧器1Bから負荷に給電する延長給電時は、電力の検出ができないので、各座の電圧を検出してインバータの周波数制御により所定の電圧より高い方の座から低い座に有効電力の補充制御をし、電圧制御により無効電圧を供給する制御で低い方の座の電圧補償制御をする。両座が所定電圧以下の場合は電圧補償制御のみを行う。

Claim (excerpt)：

スコット変圧器の二次側のT座及びM座からそれぞれ異なる系統のき電線に給電する交流電気鉄道のき電線電圧補償装置にあって、前記スコット変圧器のT座及びM座にそれぞれ交流リアクトル又は変圧器,自己消弧素子を使用した単相インバータ,直流コンデンサから構成された電力変換装置の直流出力側を互いに共通して接続し、前記T座側及びM座側の単相インバータの制御回路を、通常給電時通常運転の指令に基づき、各座の有効電力と無効電力を検出してインバータの電圧制御で負荷側の無効電力を補償する無効電力制御回路と、インバータの周波数制御で各座の有効電力の差の1/2を融通する有効電力融通制御回路において、延長き電を行う運用形態で延長き電の運転指令に基づき、各座の電圧とインバータの有効電力と無効電力を検出して、片座が所定の電圧以下で他方の片座が所定電圧以上の場合、インバータの周波数制御により電圧の高い座から低い座に有効電力の補充制御をし、両座が所定電圧以下の場合有効電力が出力しないように周波数制御を行う有効電力補充制御回路と、片座又は両座が所定の電圧以下の場合、インバータの電圧制御により無効電力を供給して所定電圧以下の座の電圧補償制御する電圧制御回路を設けたことを特徴とするき電線電圧補償方式。

IPC (5)：

H02J 3/12 , B60L 3/00 , B60M 3/02 , H02J 3/18 , H02M 7/155

FI (6)：

H02J 3/12 , B60L 3/00 C , B60L 3/00 D , B60M 3/02 A , H02J 3/18 D , H02M 7/155 A

Patent cited by the Patent：

Cited by examiner (1)

電力変換装置
Gazette classification：公開公報 Application number：特願平3-289137 Applicant：株式会社日立製作所

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