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J-GLOBAL ID:200903023449598763

ヘキサフェライト粒子の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 八木田 茂 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991228188
Publication number (International publication number):1993254845
Application date: Apr. 08, 1991
Publication date: Oct. 05, 1993
Summary:
【要約】 (修正有)【目的】本法は工業的に容易に実施され、粒子間の凝集又は融合を生起することなく、狭い粒度分布と所要の寸法とを有する六方晶小板の形で得ることのできるヘキサフェライト粒子の製造法を提供する。【構成】場合によっては少なくとも1種のドープ剤と共に有機酸の第1鉄塩と少なくとも1種の金属M′の有機酸塩との粒状混合物を製造し、該混合物の粒子は約0.5μ以下の寸法を有し、該混合物は化学量論量より過剰の金属M′の塩を含有するものとし、この混合物を有機塩が分解するまで加熱し、得られる生成物を少なくとも700°Cに等しいが1000°C以下の温度で熱処理し、この温度をヘキサフェライトの形成に十分な期間維持し、冷却後に得られる粒子を型式M′Fe2O4の生成モノフェライトを溶解し得る酸の水溶液で洗浄してモノフェライトを除去することからなる、型式M′Fe12O19(式中M′はBa,Ca,Sr又はPbを表わす)のヘキサフェライト粒子の製造方法。
Claim (excerpt):
場合によってはドープ剤によって改質された型式M′Fe12O19(但しM′はバリウム、カルシウム、ストロンチウム及び鉛よりなる群から選んだ少なくとも1種の金属を表わす)のヘキサフェライト粒子を製造する方法であって、次の工程;(イ) 有機酸の第1鉄塩と、少なくとも1種の金属M′と有機酸との塩と、場合によっては1種又はそれ以上のドープ剤との粒状混合物を製造し、但し該混合物の粒子は約0.5μ以下の寸法を有し且つ該混合物は化学量論量より過剰の金属M′の塩を含有するものとし;(ロ) 該混合物を有機酸の第1鉄塩及び有機酸の塩が分解するまで加熱し;(ハ) 得られる生成物を少なくとも700°Cに等しいが1000°C以下の温度で熱処理し、この温度をヘキサフェライトの形成に十分な期間維持し;(ニ) 得られる熱処理生成物を冷却し、(ホ) 得られる粒子を、生成された型式M′Fe2 O4 のモノフェライトを溶解し得る酸の水溶液で洗浄してモノフェライトを除去する、ことからなるヘキサフェライト粒子の製造方法。
IPC (2):
C01G 49/00 ,  H01F 1/11

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