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J-GLOBAL ID:200903023555952401

構造物の振動試験装置及び試験方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 高崎 芳紘
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996273489
Publication number (International publication number):1998123008
Application date: Oct. 16, 1996
Publication date: May. 15, 1998
Summary:
【要約】【課題】 部分加振試験と振動応答数値解析とを結合して行う振動試験を、広範囲の振動条件下において実行可能とする。【解決手段】 加振機6によって加振される試験対象構造物2からの反力を反力計測手段9で計測する。この反力と地震等を意味する外力のデータは一定時間刻みごとに振動応答解析機能13に入力される。その解析結果を受ける加振機変位算出機能14は加振機6に加えるべき加振機変位を算出する。加振機変位補償機能15は加振機動特性に対応する補償を施す。補償後の加振機変位(計算値)から加振機駆動信号算出機能16は加振変位予測値を計算する。この予測値を駆動信号として加振機6は駆動する。これにより、加振機変位算出機能14の計算結果と、加振機6を使って試験対象構造物3に加える実際の変位とが一致するため、加振機動特性による誤差がなくなり高精度な振動試験が可能となる。
Claim (excerpt):
試験対象構造物を加振する少なくとも一個の加振機と、該加振機を制御する加振機制御装置と、該加振機に取り付けられ前記試験対象構造物から該加振機に加わる反力を計測する反力計測手段とを備え、またデジタル計算機を備え、前記デジタル計算機は、前記反力計測手段の計測値を一定時間刻みごとに入力する機能と、地震などの外力を意味する外力信号形成機能と、前記試験対象構造物を含む全体構造物の振動応答解析機能と、前記振動応答解析結果に応じた加振機変位を算出する加振機変位算出機能と、前記加振機変位を補償する加振機変位補償機能と、前記補償後の補償後加振機変位に基づいて加振機駆動信号を算出する加振機駆動信号算出機能と、前記補償後加振機変位を保存するデータ保存機能と、前記加振機駆動信号を前記加振機制御装置へ出力する信号出力機能と、前記各機能についての時間管理機能とを有し、前記振動応答解析機能は構造物の数値モデルが入力されており、かつ前記反力と前記外力のデータを用いて、反力計測時刻から一定時間後の前記構造物の振動応答を算出するものであり、前記加振機変位補償機能は前記加振機変位を前記加振機の動特性を補償するものであり、前記加振機駆動信号算出機能は前記補償後加振機変位と前記データ保存機能に保存された過去の補償後加振機変位と予め入力されている予測パラメータを用いて予め定められた時間後の補償後加振機変位の予測値を算出するものであり、前記時間管理機能と前記信号出力機能は前記一定時間後に前記予測値を加振機駆動信号として出力するものであることを特徴とする構造物の振動試験装置。
FI (2):
G01M 7/00 B ,  G01M 7/00 A

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