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J-GLOBAL ID:200903023604682326
面放電型プラズマディスプレイパネルの駆動方法及び駆動回路
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
松本 眞吉
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993310937
Publication number (International publication number):1995160218
Application date: Dec. 10, 1993
Publication date: Jun. 23, 1995
Summary:
【要約】【目的】アドレス放電のための印加電圧の採り得る範囲をより広くし又黒色表示の輝度を低減することにより表示品質を向上させる。【構成】リセット期間では、維持電極XとYs間の放電開始電圧より高い電圧且つ放電により維持電極Yi側に生ずる壁電荷と維持電極X側に生ずる壁電荷との間の電圧を該放電開始電圧より高くするための電圧のパルスを、電極XとYs間に印加し、この際、アドレス電極電位を、電極XとYsの両電位の略平均値にする。アドレス期間では、選択した電極Ysに電位-Vsのパルスを印加し、同時に、点灯させるアドレス電極Aaに電位Vaのパルスを印加する。ここに、Vsmin≦Vs<Vfxymin、Va+Vs≧Vfaymaxであり、Vsminは維持放電持続可能な最小電圧、Vfxyminは電極XとY1〜Ynとの間の最小放電開始電圧、Vfaymaxは、アドレス電極A1〜Amと維持電極Y1〜Ynとの間の最大放電開始電圧である。
Claim (excerpt):
第1基板に第1及び第2の電極が互いに平行に、表示ライン毎に対をなして配置され、該第1基板又は該第1基板と離間して対向配置された第2基板に、該第1及び第2の電極と離間して交差するように第3電極(Aj)が配置され、該第1及び第2の電極の表面が壁電荷蓄積用の誘電体層で被われ、該第2基板側に蛍光体が形成され、該第1基板と該第2基板との間の空間に放電用のガスが封入され、該第1及び第2の電極と該第3電極との各交差部にセルが形成された面放電型プラズマディスプレイパネルに対し、該誘電体の表面の電荷分布を均一にさせるために互いに隣接した該第1と第2の電極間に第1電圧のパルスを印加して放電させるリセット工程と、点灯させる該セルの該誘電体表面の該第1電極(X)に対応した部分及び該第2電極(Yi)に対応した部分にそれぞれ一定量以上で極性が互いに逆の第1及び第2の壁電荷を蓄積させるために、該第2電極と、点灯させる該セルに対応した該第3電極との間に第2電圧のパルスを印加して放電させる書き込み工程と、該第1と第2の壁電荷間の第3電圧と、該第3電圧と同一極性で該第1電極と該第2電極との間に印加する第4電圧との和が第1の放電開始電圧以上になる該セルを点灯させ、放電毎に該第1壁電荷及び該第2壁電荷の極性が逆になるようにするために、互いに隣接した該第1と第2の電極間に該第4電圧のパルスとして交流電圧パルスを印加する維持放電工程と、を繰り返し実行し、毎回の維持放電工程の最後の該交流電圧パルスの極性が、該リセット工程での第1電圧のパルスの極性と逆になっている面放電型プラズマディスプレイパネル駆動方法において、該第1電圧のパルスは、該第1の放電開始電圧より高く且つ放電により生ずる該第3電圧が該第1の放電開始電圧より高くなる電圧パルスであり、該第1電圧のパルス印加後の該第1、第2及び第3の電極の電位を互いに等しくする、ことを特徴とする面放電型プラズマディスプレイパネル駆動方法。
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