Pat

J-GLOBAL ID：200903023633904940

耐酸化性に優れた遮熱コーティング膜

Inventor： 角屋 好邦 ,  河合 久孝
Applicant, Patent owner： 三菱重工業株式会社
Agent (1)： 内田 明 (外2名)
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1995054097
Publication number (International publication number)：1996246901
Application date： Mar. 14, 1995
Publication date： Sep. 24, 1996
Summary：

【要約】【目的】 ガスタービンの動翼、静翼又は燃焼器(内筒、尾筒)などに適用される遮熱コーティング膜に関する。【構成】 Ni、Co又はFeのいずれかを主成分とする耐熱合金母材上に、前記母材よりも高温耐酸化性及び組織安定性に優れたMCrAlY金属結合層(M:Ni、Co、Fe)を形成し、前記金属結合層上に溶射法又は蒸着法によって形成されたAl2 O3 、MgO、Y2 O3 、MgO・SiO2 及びAlCo系の金属間化合物からなる群から選ばれるいずれかからなる高温耐酸化性、耐食性に優れた密着性のよい処理層を介して遮熱性に優れた安定化されたZrO2 被覆層を形成した遮熱コーティング膜。【効果】 金属結合層の酸化が生じにくく、遮熱コーティング膜の寿命が向上する。

Claim (excerpt)：

Ni、Co又はFeのいずれかを主成分とする耐熱合金母材上に、前記母材よりも高温耐酸化性及び組織安定性に優れたMCrAlY金属結合層(M:Ni、Co及びFeからなる群から選ばれる1種又は2種の元素)を形成し、前記金属結合層上に遮熱性に優れたセラミックスからなるセラミック被覆層を形成した遮熱コーティング膜において、前記セラミック層が粒径が-140/+200メッシュ(74〜105μm)の粉末を10%以上及び-200/+325メッシュ(44〜74μm)の粉末を40%以上含む原料粉末を用いて溶射法により形成したCaO、MgO、Y2 O3 、CeO2 及びSiO2 からなる群から選ばれる1種以上の安定化剤で安定化されたZrO2 層であり、かつ前記金属結合層とセラミック層との境界部分に溶射法又は蒸着法によって形成されたAl2 O3 、MgO、Y2 O3 、MgO・SiO2 及びAlCo系の金属間化合物からなる群から選ばれるいずれかからなる高温耐酸化性、耐食性に優れた密着性のよい処理層を介在させてなることを特徴とする耐酸化性に優れた遮熱コーティング膜。

IPC (6)：

F02C 7/24 ,  F01D 5/18 ,  F01D 5/28 ,  F01D 9/02 102 ,  F02C 7/00 ,  F23R 3/42

FI (6)：

F02C 7/24 A ,  F01D 5/18 ,  F01D 5/28 ,  F01D 9/02 102 ,  F02C 7/00 C ,  F23R 3/42 A