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J-GLOBAL ID:200903023863408577

ブラシレスDCモータの制御装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 足立 勉
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995130443
Publication number (International publication number):1996322279
Application date: May. 29, 1995
Publication date: Dec. 03, 1996
Summary:
【要約】【目的】 トルクの必要なときに必要な量だけ位相進み電流を供給できるブラシレスDCモータの制御装置を提供する。【構成】 速度指令とモータ2の実回転位置とに基づきトルク指令値を算出し、トルク電流演算部24にてトルク指令値からモータ電気角θに同期して通電すべきトルク電流を算出すると共に、iq演算部30及び相電流変換部28にてモータ電気角θに対し90度位相進みで通電すべき位相進み電流を算出し、その和を目標電流として、モータ各相の電機子電流を制御する装置において、iq演算部30では、回転指令に基づき設定した最大要求トルクを実現可能な上限値iq(max) を上限として、目標電流iO に対する実電流iの追従状態に応じて逐次増減することにより、指令値iqを設定する。この結果、位相進み電流を、モータ2をトルク指令値にて駆動するのに必要な最小限に抑えることができる。
Claim (excerpt):
ブラシレスDCモータを指令に応じて駆動するためのトルク指令値を算出するトルク指令値演算手段と、該算出されたトルク指令値に基づき、モータ電気角に位相を同期させて電機子巻線に通電すべきトルク電流を算出するトルク電流演算手段と、前記モータ電気角に対して90度位相進みで電機子巻線に通電すべき位相進み電流を実質的に算出する位相進み電流演算手段と、前記算出されたトルク電流と位相進み電流とから導いた値を目標電流として、前記ブラシレスDCモータの電機子電流を制御する電流制御手段と、を備えたブラシレスDCモータの制御装置において、前記位相進み電流演算手段は、前記速度指令及び前記ブラシレスDCモータの回転速度のうち少なくともいずれか一方に基づき、前記電機子巻線に通電可能な前記位相進み電流に係わる値の上限値を演算する上限値演算手段と、前記電流制御手段にて実際に制御されて前記電機子巻線に流れる電機子電流を求める手段と、この求められた電機子電流と前記目標電流とに基づき、前記電機子電流が前記目標電流に追従しているか否かを判定する追従状態判定手段と、該追従状態判定手段にて前記電機子電流が前記目標電流に追従していると判断されているときには、前記位相進み電流に係わる値を零を下限として逐次減少させ、前記追従状態判定手段にて前記電機子電流が前記目標電流に追従していないと判断されているときには、前記位相進み電流に係わる値を前記上限値演算手段にて演算された上限値を上限として逐次増加させる位相進み電流更新手段と、を備え、該位相進み電流更新手段にて逐次更新される位相進み電流に係わる値を前記電流制御手段に出力することを特徴とするブラシレスDCモータの制御装置。
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (4)
  • モータ制御装置
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平5-232075   Applicant:松下電器産業株式会社
  • 特開平4-101692
  • 特開昭62-185583
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