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J-GLOBAL ID:200903024067584238

スペクトル拡散受信機

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 鈴江 武彦
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993119950
Publication number (International publication number):1994334627
Application date: May. 21, 1993
Publication date: Dec. 02, 1994
Summary:
【要約】【目的】デジタル相関を使用して同期保持する場合に、位相を合わせる目標点の時間幅を短くし、遅延ロックループの残留誤差を極力小さくする。【構成】ベースバンド信号をその信号内の拡散符号のN倍の速度でサンプリングするA/D変換器14と、第1のデジタル相関器15と、第2のデジタル相関器16と、両相関器の出力を常に正とするための自乗回路18,21と、この各自乗回路の出力差を求める加算器19と、この加算器出力をループフィルタ22を介して入力し、加算器出力に応じて発振周波数を変化する電圧制御発振器24とからなり、各相関器はベースバンド信号内の拡散符号のN倍の符号長で相関を取ると共に、相関器15は時間T{=1/2・Ts ・(2m-1)}だけ遅れたPN符号とA/D変換器からのデジタル信号との相関を取り、相関器16は時間Tだけ進んだPN符号とA/D変換器からのデジタル信号との相関を取る。
Claim (excerpt):
アナログなベースバンド信号をデジタル変換するA/D変換手段と、このA/D変換手段からのデジタル信号と位相の遅れた拡散符号との相関を取る第1の相関手段と、前記A/D変換手段からのデジタル信号と位相の進んだ拡散符号との相関を取る第2の相関手段と、前記第1の相関手段出力を常に正の出力とするための第1の出力変換手段と、前記第2の相関手段出力を常に正の出力とするための第2の出力変換手段と、前記第1の出力変換手段の出力から前記第2の出力変換手段の出力を減算する減算手段と、この減算手段出力をループフィルタを介して入力し、前記減算手段出力に応じて発振周波数を変化する電圧制御発振器とからなり、前記A/D変換手段は、ベースバンド信号内の拡散符号のN倍の速度でそのベースバンド信号をサンプリングし、前記第1の相関手段は、ベースバンド信号内の拡散符号のN倍の符号長で相関を取ると共に、T=1/2・Ts ・(2m-1)但し、mは1≦m≦Nを満たす整数、Ts はチップ周期、で示す時間Tだけ遅れたPN符号と前記A/D変換手段からのデジタル信号との相関を取り、前記第2の相関手段は、ベースバンド信号内の拡散符号のN倍の符号長で相関を取ると共に、T=1/2・Ts ・(2m-1)但し、mは1≦m≦Nを満たす整数、Ts はチップ周期、で示す時間Tだけ進んだPN符号と前記A/D変換手段からのデジタル信号との相関を取ることを特徴とするスペクトル拡散受信機。

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