Pat
J-GLOBAL ID:200903024074093991
ポリプロピレンの製造方法および成形品
Inventor:
,
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
野中 克彦
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993110996
Publication number (International publication number):1994299013
Application date: Apr. 14, 1993
Publication date: Oct. 25, 1994
Summary:
【要約】【目的】 溶融張力と結晶化温度が極めて高く、剛性および成形性に優れたポリプロピレンの製造方法、更に該方法で得たポリプロピレンを用いた成形品を提供すること。【構成】 ポリプロピレンにジ-2-エチルヘキシルパーオキシジカーボネートを反応後溶融混練することで、直鎖状であり、かつ溶融張力(MS)と固有粘度〔η〕とが、log(MS)>4.24×log〔η〕-0.745、結晶化温度(Tc)と融点(Tm)とが、(Tc)>0.784×(Tm)-4.00の関係にあり、沸騰キシレン抽出残率が1重量%以下、のポリプロピレンを製造する方法において、〔η〕が2.5〜10dl/gのポリプロピレンを1〜50重量%含んでなる、全体の〔η〕が1.0〜4.0dl/gのポリプロピレン組成物を用いることを特徴とするポリプロピレンの製造方法、および該方法で得たポリプロピレンを用いてなる成形品。【効果】 上記目的を達成できたこと
Claim (excerpt):
不活性ガス雰囲気下において、直鎖状の結晶性ポリプロピレン(PP1)にジ-2-エチルヘキシルパーオキシジカーボネートを反応させた後、溶融混練することにより、分岐度指数が実質的に1である直鎖状の結晶性ポリプロピレンであって、かつ(A)230°Cにおける溶融張力(MS)とテトラリン中で135°Cで測定した固有粘度〔η〕とが、log(MS)>4.24×log〔η〕-0.685で示される関係、および(B)示差走査型熱量計(DSC)により測定した結晶化温度(Tc)と融点(Tm)とが、(Tc)>0.784×(Tm)-4.00で示される関係を満たし、(C)沸騰キシレン抽出残率が1重量%以下、であるポリプロピレン(PP2)を製造する方法において、直鎖状の結晶性ポリプロピレン(PP1)として、テトラリン中において135°Cで測定した固有粘度〔η〕が2.5〜10dl/gである結晶性ポリプロピレン(PP3)を1〜50重量%含んでなる、全体としての固有粘度〔η〕が1.0〜4.0dl/gである結晶性ポリプロピレン組成物(PP4)を用いることを特徴とするポリプロピレンの製造方法。
IPC (6):
C08L 23/10 LDD
, C08F 8/00 MFW
, C08F 10/06 MJF
, C08J 5/00 CES
, C08K 5/14 KES
, C08L 23:00
Return to Previous Page