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J-GLOBAL ID:200903024179450790

易水分散性カーボンブラック及びその製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 福田 保夫 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998078481
Publication number (International publication number):1999256066
Application date: Mar. 11, 1998
Publication date: Sep. 21, 1999
Summary:
【要約】【課題】 水中へ容易に分散し、長期に亘って安定な分散状態を維持し得る分散性能の優れた易水分散性カーボンブラック及びその製造方法を提供する。【解決手段】N2SAが50m2/g以上、DBP 吸油量が80ml/100g 以下のカーボンブラックであって、アグリゲートのストークスモード径Dst(nm)とアグロメレートの平均粒径Dupa50%(nm)との比Dupa50%/Dstの値が1.1 〜1.5 、アグロメレートの平均粒径Dupa50%(nm)の値が40〜140(nm) 、アグロメレートの最大粒径Dupa99%(nm)の値が250(nm) 以下であり、表面に存在する水素含有官能基のうちカルボキシル基とヒドロキシル基の総和量が3μeq/m2以上の特性を備えた易水分散性カーボンブラック。その製造方法はカーボンブラックを乾式状態下に摩砕処理してDupa50%/Dstを1.1 〜1.5 、Dupa50%(nm)を40〜140(nm) 、Dupa99%(nm)を250(nm) 以下の値にアグロメレートを解砕したのち、酸化処理して表面に存在する水素含有官能基のうちカルボキシル基とヒドロキシル基の総和量を3μeq/m2以上に酸化改質する。
Claim (excerpt):
窒素吸着比表面積(N2SA)が50m2/g以上、DBP吸油量が80ml/100g 以下のカーボンブラックであって、(1)カーボンブラックのアグリゲートのストークスモード径Dst(nm)とアグロメレートの平均粒径Dupa50%(nm)との比Dupa50%/Dstの値が1.1〜1.5、(2)アグロメレートの平均粒径Dupa50%(nm)の値が40〜140(nm)、(3)アグロメレートの最大粒径Dupa99%(nm)の値が250(nm)以下、であり、かつ表面に存在する水素含有官能基のうちカルボキシル基とヒドロキシル基の総和量が単位表面積当たり3μeq/m2以上の特性を備えることを特徴とする易水分散性カーボンブラック。但し、Dstは遠心沈降法によるアグリゲートストークス相当径分布における最大頻度のストークス相当径、Dupa50%はカーボンブラックの水分散液にレーザー光を照射し散乱光の周波数変調度合から作成したアグロメレート粒径の累積度数分布曲線における50%累積度数の値を、Dupa99%は同分布曲線における99%累積度数の値を示す。
IPC (3):
C09C 1/48 ,  C09C 1/56 ,  C09D 11/00
FI (3):
C09C 1/48 ,  C09C 1/56 ,  C09D 11/00

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