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J-GLOBAL ID:200903024254714323

車輪スリップ制御装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 中島 淳 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994010587
Publication number (International publication number):1995215201
Application date: Feb. 01, 1994
Publication date: Aug. 15, 1995
Summary:
【要約】【目的】 制動トルクの増減に対するμの変化のヒステリシス性による制動性能の悪化を防止する。【構成】 目標車輪速度VS 設定処理において、アンチロック制御が行われていない場合(ステップ120 の判定が否定)には目標車輪速度VS の初期設定を行い(ステップ122)、アンチロック制御が行われているときには、増圧時間TI 、減圧時間TD を取り込んで車輪に加わる制動トルクが増圧方向か減圧方向かを表す推定車体減速度の変化量ΔGを演算する(ステップ124,126)。ΔGの符号が正の場合(ステップ130 の判定が肯定)には、ステップ128 で演算した実際の車体減速度の変化量ΔGGSに基づいて目標車輪速度VS の変更設定を行うが、ΔGが「0」、又は符号が負の場合には目標車輪速度VS の変更設定を禁止する。
Claim (excerpt):
車輪のスリップ量が所定量となるように車輪に加わるトルクを制御する制御手段と、車両運動に関する物理量に基づいて路面と車輪との間の摩擦係数の減少が検出された場合に、該摩擦係数の減少に応じて前記所定量が小さくなるように前記所定量を変更する変更手段と、を備えた車輪スリップ制御装置において、車輪のスリップ量が減少する方向に変化しているか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により前記車輪のスリップ量が減少する方向に変化していると判断されている場合に、前記変更手段による変更を禁止する禁止手段と、を備えたことを特徴とする車輪スリップ制御装置。

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