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J-GLOBAL ID:200903024256448302
スピンバルブ型薄膜素子およびその製造方法
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
野▲崎▼ 照夫
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997258718
Publication number (International publication number):1999097765
Application date: Sep. 24, 1997
Publication date: Apr. 09, 1999
Summary:
【要約】【課題】 フリー磁性層の磁化は、本来トラック幅方向に揃えられているが、実際には、前記フリー磁性層の中央領域における磁化は、センス電流による磁界や固定磁性層との静磁界の影響を受け、トラック幅方向に対して傾いた方向に揃えられている。このため、フリー磁性層の磁化と固定磁性層の磁化とが、全領域にて交叉する関係を有しておらず、従ってアシンメトリーは悪化していた。【解決手段】 固定磁性層2の中央領域における磁化Gが、図示Y1方向に対してX方向にθだけ傾けて固定され、前記固定磁性層2の両端領域における磁化E,Fは図示Y1方向に固定されている。これにより、全領域におけるフリー磁性層4の磁化と固定磁性層2の磁化との相対角は90°となり、従って良好なアシンメトリーを得ることが可能となる。
Claim (excerpt):
反強磁性層と、この反強磁性層と接して形成され、前記反強磁性層との交換異方性磁界により磁化方向が固定される固定磁性層と、前記固定磁性層に非磁性導電層を介して形成されたフリー磁性層とを有し、さらに前記フリー磁性層の磁化方向を前記固定磁性層の磁化方向と交叉する方向へ揃えるバイアス層と、固定磁性層と非磁性導電層とフリー磁性層に検出電流を与える導電層とが設けられて成るスピンバルブ型薄膜素子において、前記固定磁性層のトラック幅方向の両端領域における磁化方向は、記録媒体からの漏れ磁界方向に固定され、前記固定磁性層の中央領域における磁化方向は、記録媒体からの漏れ磁界方向に対して斜めに傾いた方向に固定されることを特徴とするスピンバルブ型薄膜素子。
IPC (4):
H01L 43/08
, G11B 5/39
, H01F 10/30
, H01L 43/12
FI (4):
H01L 43/08 Z
, G11B 5/39
, H01F 10/30
, H01L 43/12
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