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J-GLOBAL ID:200903024512774492

選択透過性中空繊維の端部収縮処理方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 須山 佐一 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991066380
Publication number (International publication number):1993301030
Application date: Mar. 29, 1991
Publication date: Nov. 16, 1993
Summary:
【要約】【目的】 芳香族ポリアミド系のポリマーからなる選択透過性中空繊維を高密度に集束しながら、端部を縮径して接着ないし封止用の樹脂の浸透可能な空隙を形成し得るように端部を収縮(縮径)処理方法の提供を目的とする。【構成】 前記選択透過性中空繊維の端部を沸点105 °C以下でかつ融点20°C以下の水溶性有機化合物系の処理液にて浸漬処理した後、その浸漬処理した選択透過性中空繊維の端部を乾燥させ被着している有機溶媒など除去してこの部分の選択透過性中空繊維の外径を5〜15%収縮させることを特徴とする。【効果】 有機化合物系処理液に浸漬したことによって、選択透過性中空繊維(膜)中の水と有機化合物とが置換し、選択透過性中空繊維を構成する芳香族ポリアミドに対して可塑剤として働き、芳香族ポリアミドの分子が凝集し、所要の縮径がなされかつ安定な構造へと変化するため、選択透過性中空繊維を集束した場合、端部へ樹脂が浸透し易くなり緻密な接着を達成し得る。
Claim (excerpt):
芳香族ポリアミド系のポリマーよりなる選択透過性中空繊維の端部収縮処理方法において、前記選択透過性中空繊維の端部を沸点105 °C以下でかつ融点20°C以下の水溶性有機化合物もしくはその有機化合物を含む水溶液を処理液として浸漬処理する工程と、前記浸漬処理した選択透過性中空繊維の端部を乾燥させ被着している有機溶媒および水分を除去してこの部分の選択透過性中空繊維の外径を5〜15%収縮させる工程とを具備することを特徴とする選択透過性中空繊維の端部収縮処理方法。
IPC (3):
B01D 63/02 ,  B01D 63/00 500 ,  B01D 71/56
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)
  • 特開昭57-035907
  • 特開昭50-091577

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