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J-GLOBAL ID:200903024522400604

磁気特性が優れた一方向性電磁鋼板の安定製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 茶野木 立夫 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995277362
Publication number (International publication number):1997118920
Application date: Oct. 25, 1995
Publication date: May. 06, 1997
Summary:
【要約】【課題】 一方向性電磁鋼板の製造において、Ti含有量が変化しても良好な磁気特性を得ること。【解決手段】 重量比で、C:0.025〜0.075%、Si:2.5〜4.0%、酸可溶性Al:0.020〜0.038%、N:0.0050〜0.0095%、S,Seの少なくとも1種を0.0050〜0.0150%、Mn:0.05〜0.8%、Ti:0.002〜0.012%、残部Fe及び不可避不純物からなるスラブを1280°C未満の温度で加熱し、熱延を行い、必要に応じて熱延板焼鈍を行い、一回以上の冷延で所定の厚みとし、脱炭焼鈍後ストリップを走行せしめる状態で窒化処理を行い、MgOを主成分とする焼鈍分離剤を塗布し製造する一方向性電磁鋼板において、その溶製段階のNの含有量を0.0050+14/48 Ti≦N≦0.0095+14/48 Ti(%)とすることを特徴とし、脱炭焼鈍終了後最終仕上焼鈍開始までの一次再結晶粒の平均粒径を19〜26μmとする。【効果】 不純物元素Tiの範囲制約が広がるため、実際の生産が容易になる。
Claim (excerpt):
重量比でC :0.025〜0.075%、Si:2.5〜4.0%、酸可溶性Al:0.020〜0.038%、N :0.0050〜0.0095%、S,Seの少なくとも1種を0.0050〜0.0150%、Mn:0.05〜0.8%、Ti:0.002〜0.012%、かつ、0.0050+14/48 Ti≦N≦0.0095+14/48 Ti(%)、残部がFe及び不可避不純物からなるスラブを1280°C未満の温度で加熱し、熱延を行い、熱延板焼鈍を行い、中間焼鈍を挟む一回以上の冷延を行い、脱炭焼鈍後ストリップを走行せしめる状態下で水素、窒素、アンモニアの混合ガス中で窒化処理を行い、脱炭焼鈍終了後最終仕上焼鈍開始までの一次再結晶粒の平均粒径を19〜26μmとし、MgOを主成分とする焼鈍分離剤を塗布して、最終仕上焼鈍を施すことを特徴とする磁気特性が優れた一方向性電磁鋼板の安定製造方法。
IPC (4):
C21D 8/12 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/00 303 ,  H01F 1/16
FI (4):
C21D 8/12 B ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/00 303 U ,  H01F 1/16 B
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (6)
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