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J-GLOBAL ID:200903024554631810
耳の音響反射曲線を発生させ且つその形状を測定する装置及び方法
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
社本 一夫 (外5名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1996517140
Publication number (International publication number):1999509105
Application date: Jan. 26, 1996
Publication date: Aug. 17, 1999
Summary:
【要約】鼓膜のような耳の構成器官の共鳴周波数を含む、ある範囲の周波数をカバーする音響波を耳道内に向けることを含む、耳の構成器官の音響反射を分析する装置又はその方法である。耳道を加圧することなく、また、装置と耳との間の接触が気密である必要はないようにして、測定が為される。従って、患者は、この装置の使用に伴う苦痛を実質的に感じることはない。この装置は、入射波及び反射波を検出し且つこれらを組み合わせて、音響反射曲線と称する曲線を生じさせる。音響反射曲線のある領域の形状を電子的に測定して、音源と鼓膜との間の視軸線から略独立した、耳の状態の表示手段を入手する。この表示手段は、測定される鼓膜又はその他の耳の共鳴特性、又は動作の自由度の測定値に基づくものである。かかる測定値の1つは、周波数に関する音響反射の変化速度である。共鳴は典型的に音響反射曲線にゼロ値を生じさせるから、このゼロ値付近を測定するならば、この変化速度の測定値から特に有益な情報が得られる。このゼロ値付近で測定された変化速度を角度の測定値、勾配、又は傾斜の測定値、幅の測定値、又はそのゼロ値の形状のその他の形態の測定値として表すことができる。一つの実施の形態において、ゼロ値の一側部における最も急な勾配を使用して、ここでスペクトル勾配と称する1つの角度を画成する。この測定値のみに基づいて、中耳内の異常な圧力又は流体の存在のような、又は伝導性聴力の低下のような耳の疾患を診断することができる。音響反射測定値の変化速度は、所定の耳に対し比較的一定であるから、鼓膜への視軸線の性質に関係なく、かかる測定値に関してユーザが熟練していることの効果(もしあれば)は、著しく少なくなる。従って、本発明の方法及び装置は、耳の疾患に関する多岐に亙る診断状況にて有用であるが、中耳炎のような一般的な疾患について幼児の耳を非熟練者でも選別することことが可能である点で特に有用である。
Claim (excerpt):
鼓膜を有する耳の音響反射を分析する装置にして、 音源から鼓膜に音を向けることにより且つ反射された音を検出することにより、ある形状を有する、複数の周波数に対する耳の構成器官の音響反射を測定する手段と、 測定された音響反射の領域の形状を電子的に測定して耳の状態の表示手段を入手する手段とを備え、 該表示手段が、前記音源から前記鼓膜への視軸から略独立している、装置。
IPC (2):
FI (2):
Patent cited by the Patent:
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