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J-GLOBAL ID:200903024653202344

二次元平均流推定装置と二次元平均流推定方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 柿本 恭成
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995102659
Publication number (International publication number):1996297135
Application date: Apr. 26, 1995
Publication date: Nov. 12, 1996
Summary:
【要約】【目的】 海洋音響トモグラフィーで海洋の各深度の流れの分布を求める際に、観測データの欠乏を補う。【構成】 海洋に配置された1対の送受波器間における双方向の音の伝搬時間差dTi が、伝搬時間差検出器10で検出される。展開関数生成器11は、海洋の流れのモードを表す展開関数φn を生成する。係数行列生成器12は展開関数φn と仮定した音速と音線経路とを用い、係数行列Rを生成する。展開係数発生器13は、展開係数αの候補を発生させる。乗算器14が係数行列Rと展開係数αの積R×αを計算し、残差計算器15が、伝搬時間差dTi と乗算器14で求めた積R×αの差を計算して、それらの残差を求める。これらの処理が繰り返され、残差が最小となる展開係数の候補αを求められる。分布形成器17は、その求めた候補αに基づき、海洋の流れの深度方向の分布を計算する。
Claim (excerpt):
海洋に配置された一対の送受波器間における各音線毎の双方向の音の伝搬時間差から、該海洋における二次元の平均の流れの深度方向分布を求める二次元平均流推定装置において、前記流れの深度方向分布に対して仮定された分布を表す複数の展開関数を生成する展開関数生成器と、前記各展開関数と前記海洋の仮定した音速分布と前記送受波器間の各音線経路でそれぞれ構成される要素を複数並べ係数行列を生成する係数行列生成器と、前記各音線毎の音の伝搬時間差と前記係数行列間に存在する展開係数の候補を順次発生する展開係数発生器と、前記係数行列と前記展開係数の候補を乗算する乗算器と、観測された前記音の伝搬時間差と前記乗算器による乗算結果の差の自乗和を計算する残差計算器と、複数の前記自乗和のうち最小の自乗和を構成する前記展開係数の候補に基づき、前記二次元の平均の流れの深度方向の分布を求める分布形成器とを、備えたことを特徴とする二次元平均流推定装置。
IPC (3):
G01P 5/00 ,  G01S 15/50 ,  G01S 15/89
FI (3):
G01P 5/00 C ,  G01S 15/50 ,  G01S 15/89 B

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