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J-GLOBAL ID:200903024700292942

原子炉水の酸素濃度制御装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 角田 嘉宏
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994260024
Publication number (International publication number):1996122491
Application date: Oct. 25, 1994
Publication date: May. 17, 1996
Summary:
【要約】【目的】 高純度で且つ効率良く発生した水素ガスを、原子炉一次冷却水に対して供給して、冷却水中の溶存酸素濃度を低減することによって、冷却水系の配管、各種機器などの構成部材の応力腐食割れを低減するための装置を提供する。【構成】 イオン交換膜の両面にそれぞれ、金属を化学的にメッキしてなる電極を有する固体高分子電解質膜を隔膜として用いて、陽極室と陰極室とから構成され、純水を電気分解することによってその陰極側から水素を発生するように構成した固体高分子電解質膜からなる水電解セル20を、原子炉の原子炉容器2 内の炉心を通過して循環する一次冷却水循環経路A (又は一次冷却水循環経路と熱交換するように配設された二次冷却水循環経路)に接続して、水電解セル20の陰極側から発生する水素を原子炉の一次冷却水循環経路A (又は二次冷却水循環経路)に導入するように構成し、一次冷却水循環経路A (又は二次冷却水循環経路)を流れる一次冷却原子炉水中(又は二次冷却原子炉水中)の溶存酸素濃度を制御するように構成した原子炉水の酸素濃度制御装置である。
Claim (excerpt):
イオン交換膜の両面にそれぞれ、金属を化学的にメッキしてなる電極を有する固体高分子電解質膜を隔膜として用いて、陽極室と陰極室とから構成され、純水を電気分解することによってその陰極側から水素を発生するように構成した固体高分子電解質膜からなる水電解セルを、原子炉の原子炉容器内の炉心を通過して循環する一次冷却水循環経路に接続して、水電解セルの陰極側から発生する水素を原子炉の一次冷却水循環経路に導入するように構成し、前記一次冷却水循環経路を流れる一次冷却原子炉水中の溶存酸素濃度を制御するように構成したことを特徴とする原子炉水の酸素濃度制御装置。
IPC (2):
G21D 3/08 GDP ,  G21D 1/00 GDP
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
  • 特開昭61-216714

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