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J-GLOBAL ID:200903024814714391

コリオリの原理で動作する質量流量計

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 矢野 敏雄 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995208901
Publication number (International publication number):1996062014
Application date: Aug. 16, 1995
Publication date: Mar. 08, 1996
Summary:
【要約】【目的】 測定範囲終値の少なくとも0.005%と、測定値の少なくとも0.15%の測定精度を達することである。【構成】 評価電子装置は次の構成素子を有する:センサ信号用の2つの前置増幅器;両方の前置増幅器のための、固定増幅度を有する増幅器と可変増幅度を有する増幅器;増幅器の出力信号用の差動段;第1入力側が差動段へ接続され第2入力側が増幅器へ接続されている切り換えスイッチ;切り換えスイッチに接続されている、可変遮断周波数を有する低域通過フィルタ;前置増幅器の信号用の加算/積分段;位相制御ループ;位相-および位相加算段;同期整流器等。
Claim (excerpt):
コリオリの原理で動作する質量流量計であって、該流量計は振動周波数(f)で振動する第1の測定管(11)と、同じ振動周波数で振動する第2の測定管(12)を有し、該両方の測定管の中を測定されるべき流体が貫流し、該測定管のうちの少なくとも1つに第1の電気力学的センサ(21)と第2の電気力学的センサ(22)が流体の流れ方向にずらされて配置されており、前記の評価電子装置は下記の構成素子を含み、即ち:第1のセンサ(21)の信号のための第1の前置増幅器(31)、第2のセンサ(22)の信号のための第2の前置増幅器(32)、第1の前置増幅器(31)の出力信号のための固定的に設定された増幅度を有する第1の増幅器(41)、第2の前置増幅器(32)の出力信号のための可変の増幅度を有する第2の増幅器(42)、両方の増幅器(41,42)の出力信号のための差動段(13)、第1の切換えスイッチ(14)、第1切換えスイッチの第1の入力側は差動段(13)の出力側に接続されており、第1切換えスイッチの第2入力側は第1の増幅器(41)の出力側に接続されており、可変の遮断周波数を有する低域通過フィルタ(15)、該フィルタの伝送係数の低下は測定管の振動周波数(f)で始まり、フィルタの入力側は第1の切り換えスイッチ(14)の出力側に接続されており、両方の前置増幅器(31,32)の出力信号のための加算/積分段(16)、位相制御ループ(17)、位相制御ループの入力側は加算/積分段(16)の出力側と接続されており、位相制御ループ(17)の出力信号は第1の振動周波信号(f1)であり、位相測定-位相加算段(18)、該位相測定-位相加算段の第1の入力側に第1の振動周波信号(f1)が導かれ、該位相測定-位相加算段の第2の入力側に低域通過フィルタ(15)の出力信号が導かれ、該位相測定-位相加算段の第1の出力側に低域通過フィルタ(15)の位相偏差(δφ)だけずれた第2の振動周波信号(f2)が送出され、該位相測定-位相加算段の第2の出力側に前記の位相偏差(δφ)プラス90°だけずれた第3の振動周波信号(f3)が送出され、第2の振動周波信号(f2)によりクロック制御される第1の同期整流器(51)が設けられており、該同期整流器に低域通過フィルタ(15)の出力信号が導かれ、スイッチ(20)が設けられ、その入力側は第1の同期整流器(51)の出力側に接続されており、第2の増幅器(42)の増幅度の設定段(19)が設けられており、その入力側は第1の積分器(61)を介してスイッチ(20)の出力側と接続されており、シーケンス制御装置(23)が設けられており、該シーケンス制御装置は閉成期間(ts)の間中はスイッチ(20)を導通接続状態に維持し、および切り換えスイッチ(14)の出力側をその第1の入力側で閉成期間(ts)よりも短い測定期間(ts)の間中を除いて導通接続状態に維持し、該測定期間中は位相測定-および位相加算段(18)の位相測定を作動し、測定期間(tm)の間中は第2の、閉成期間(ts)の間中は第3の振動周波数信号(f2,f3)によりクロック制御される第2の同期整流器(52)が設けられており、該同期整流器に低域通過フィルタ(15)の出力信号が導かれ、第2の積分器(62)が設けられており、該積分器の入力側は第2の同期整流器(52)の出力側と接続されており、メモリ段(25)が設けられており、該メモリ段の入力側は長くても測定期間(tm)の間中は第2の積分器(62)の出力側と接続されており、除算段(26)が設けられており、閉成期間(ts)の間中は被除数入力側が第2の積分器(62)の出力側と接続されており、第1の除数入力側がメモリ段(25)の出力側と接続されており、第2の除数入力側は位相制御ループ(17)の出力側と接続されており、該位相制御ループの出力信号は質量流量(m)に比例することを特徴とする、コリオリの原理で動作する質量計。

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