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J-GLOBAL ID:200903024915458078
押込硬さ試験方法及び押込硬さ試験装置
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
藤本 昇 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1999340008
Publication number (International publication number):2001153775
Application date: Nov. 30, 1999
Publication date: Jun. 08, 2001
Summary:
【要約】【課題】 圧子の押込条件の設定が容易であり、試料表面の環境条件の影響を受けることなく試料硬さを測定できる押込硬さ試験方法及び試験装置を提供する。【解決手段】 本発明の押込硬さ試験方法は、圧子押込面積が圧子押込深さの2乗に比例する先端部形状を有する圧子を用い、試料と該試料よりも充分大きい厚さを有する基板とに前記先端部を押込んだ際の基板変形面積で圧子押込面積を近似し基板変形深さで圧子押込深さを近似し、(a)試料厚さよりも充分大きい圧子押込深さを得る試験荷重を複数条件設定し、(b)試験荷重を負荷して前記先端部を基板中にまで押込んで圧子押込深さを測定し、(c)圧子押込面積を求め、圧子押込面積で試験荷重を除した試験値を算出し、(d)前記(b)及び(c)を各試験荷重ごとに繰返し、(e)試験値を圧子押込深さの逆数についての一次式で表わす実験直線の傾きを求め、(f)該傾きから試料硬さを求める。
Claim (excerpt):
圧子の先端部を試料表面に押込んで試験荷重を圧子押込面積で除して試料硬さを求める押込硬さ試験方法において、圧子押込面積が圧子形状因子係数を比例係数として圧子押込深さの2乗に比例する先端部形状を有する圧子を用い、試料と、該試料よりも充分大きい厚さを有するとともに試料を上面に配設してなる基板とに前記先端部を押込んだ際の基板変形面積で圧子押込面積を近似し基板変形深さで圧子押込深さを近似するものとし、(a)試料厚さよりも充分大きい圧子押込深さを得る試験荷重を複数条件設定し、(b)試験荷重を圧子に負荷して前記先端部を基板中にまで押込んで圧子押込深さを測定し、(c)圧子押込深さを2乗し圧子形状因子係数を乗じて圧子押込面積を求め、圧子押込面積で試験荷重を除した試験値を算出し、(d)前記(b)及び(c)を各試験荷重ごとに繰返し、(e)試験値を圧子押込深さの逆数についての一次式で表わす実験直線の傾きを求め、(f)該傾きから試料硬さを求めることを特徴とする押込硬さ試験方法。
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