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J-GLOBAL ID:200903025184910932

燃料電池のための電極・電解質ユニット

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 伊藤 武久 (外1名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1998522026
Publication number (International publication number):2001504264
Application date: Nov. 05, 1997
Publication date: Mar. 27, 2001
Summary:
【要約】燃料電池の周知の電解質層の欠点は、水素イオン(陽子)が通過することができるだけでなく、部分的に水素イオンの水和シェルあるいは燃料の一部も通過することができるということである。メタノールで動かされる燃料電池では、メタノール分子を電解質が通過させる。当該問題は、以下のような電極・電解質ユニットによって解決される。すなわち、当該電極・電解質ユニットでは、電解質が二つの電解質層(4、6)に分割されており、それらの間に、孔のないあるいは閉鎖された孔のある材料であって、一方の側面で陽子を受け入れて反対の側面で陽子を放出し、すべてのそれ以外の物質を透過させない材料からなるバリア層(5)が配置されている。前記バリア層(5)は、有利には、パラジウム・銀合金からなる。当該電極・電解質ユニットは、以下のような燃料が利用される燃料電池に適している。すなわち、当該燃料からアノードにて陽子が触媒作用により分離させられる燃料、例えば水素あるいはメタノールである。
Claim (excerpt):
一方の側に触媒作用的に活性のアノード(3)を備え且つ向かい合って位置する側に触媒作用的に活性のカソード(7)を備えている陽子伝導性の電解質を有しており、前記アノード(3)にて陽子が分離される燃料によって働く燃料電池のための電極・電解質ユニットにおいて、前記電解質が二つの電解質層(4、6)に分割されており、これらの間に、孔のないあるいは閉鎖された孔のある材料であって、その一方の側で陽子を受け入れて且つ向き合って位置する側で陽子を放出するが、しかしそれ以外のすべての物質を透過させない材料からなる一層あるいは多層のバリア層(5)が配置されていることを特徴とする電極・電解質ユニット。
IPC (3):
H01M 8/02 ,  H01M 4/94 ,  H01M 8/10
FI (4):
H01M 8/02 P ,  H01M 4/94 ,  H01M 8/02 E ,  H01M 8/10

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