Pat
J-GLOBAL ID:200903025298848846

針状磁性酸化鉄粒子粉末の製造法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991216084
Publication number (International publication number):1993032423
Application date: Jul. 31, 1991
Publication date: Feb. 09, 1993
Summary:
【要約】【目的】 粒度が均斉であって樹枝状粒子が混在しておらず、しかも、大きな軸比(長軸径/短軸径)を有し、且つ、保磁力分布がより優れている針状磁性酸化鉄粒子粉末を工業的に得られる製造法を提供する。【構成】 第一鉄塩水溶液と当量未満のアルカリ水溶液との反応溶液に酸素含有ガスを通気して針状ゲータイト核粒子を生成させた後、該針状ゲータイト核粒子を含む第一鉄塩反応溶液を非酸化性雰囲気下60°C以下に保持し、引き続き、該第一鉄塩反応溶液中のFe2+に対し当量以上の炭酸アルカリ水溶液を添加して酸素含有ガスを通気することにより前記核粒子を成長させて針状ゲータイト粒子を生成し、次いで、該針状ゲータイト粒子を還元して針状マグネタイト粒子を得るか、必要により、更に酸化して針状マグヘマイト粒子を得るか、必要により、当該両粒子をCoで変成して針状磁性酸化鉄粒子粉末を得る。
Claim (excerpt):
第一鉄塩水溶液と該第一鉄塩水溶液中のFe2+に対し当量未満の水酸化アルカリ水溶液又は炭酸アルカリ水溶液若しくは水酸化アルカリ・炭酸アルカリ水溶液とを反応して得られた水酸化第一鉄コロイド又は鉄含有沈澱物コロイドを含む第一鉄塩反応溶液に、酸素含有ガスを通気することにより上記水酸化第一鉄コロイド又は鉄含有沈澱物コロイドを酸化して針状ゲータイト核粒子を生成させた後、該針状ゲータイト核粒子を含む第一鉄塩反応溶液を非酸化性雰囲気下60°C以下に保持し、引き続き、該第一鉄塩反応溶液中のFe2+に対し当量以上の炭酸アルカリ水溶液を添加した後酸素含有ガスを通気して、前記針状ゲータイト核粒子の成長反応を行うことにより針状ゲータイト粒子を生成させ、次いで、該針状ゲータイト粒子又は該粒子を300〜700°Cで加熱処理して得られた針状ヘマタイト粒子を還元性ガス中で加熱還元して針状マグネタイト粒子を得るか、又は、更に酸化して針状マグヘマイト粒子を得ることを特徴とする針状磁性酸化鉄粒子粉末の製造法。
IPC (4):
C01G 49/08 ,  C01G 49/00 ,  C01G 49/06 ,  H01F 1/11

Return to Previous Page