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J-GLOBAL ID:200903025359155008
哺乳動物における腫瘍壊死因子の生成を抑える方法
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
湯浅 恭三 (外5名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995241698
Publication number (International publication number):1996134073
Application date: Sep. 20, 1995
Publication date: May. 28, 1996
Summary:
【要約】 (修正有)【課題】 哺乳動物における腫瘍壊死因子の生成を抑える方法を提供する。【解決手段】 腫瘍壊死因子(TNF)の抑制剤である、式(XXIV)で代表されるカテコールジエーテル化合物に関する。本発明のカテコールジエーテル化合物は、それ自体でTNFの抑制剤として有用であり、また慢性関節リウマチ、変形性関節症、ぜん息、気管支炎、慢性気道閉塞症、乾癬、アレルギー性鼻炎、皮膚炎、炎症性内臓疾患、敗血症、敗血症性ショック、結核症、およびエイズや癌につきものの対宿主性移植片病や悪液質を含んだ(但し、これらに限定されない)炎症もしくは炎症性疾患の治療または症状軽減に有用であり、これらの病気や疾患に有用な医薬用組成物に関する。〔式中、R1はCH3,C2H5,CHF2,CF3から選ばれ、R2は(C1〜C6)アルキル、フェノキシ-(C2〜C6)アルキル(C3〜C7)アルコキシ-(C2〜C4)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキル等から選ばれる〕
Claim (excerpt):
式(I)【化1】〔式中、R1は、メチル、エチル、ジフルオロメチル、およびトリフルオロメチルからなる群から選ばれ;R2は、(C1〜C6)アルキル、アルコキシ部分に3〜7個の炭素原子を有していて、アルキル部分に2〜4個の炭素原子を有するアルコキシアルキル、アルキル部分に2〜6個の炭素原子を有するフェノキシアルキル、(C3〜C7)シクロアルキル、(C6〜C9)ポリシクロアルキル、アルキル部分に1〜8個の炭素原子を有するフェニルアルキル、アルキル部分に2〜6個の炭素原子を有していて、必要に応じてアミノが(C1〜C4)アルキルで置換されていてもよいフェニルアミノアルキル、およびインダニルからなる群から選ばれ、このとき前記のアルキル、フェノキシアルキル、シクロアルキル、ポリシクロアルキル、フェニルアルキル、およびインダニルのアルキル部分が、必要に応じて1つ以上のフッ素原子、-OH、または(C1〜C4)アルコキシで置換されていてもよく、また前記のフェニルアルキル、フェノキシアルキル、およびインダニルのアリール部分が、必要に応じて(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ、またはハロゲンで置換されていてもよく;AとBは、共有結合、必要に応じて置換された(C1〜C5)アルキレン、必要に応じて置換された(C2〜C5)アルケニル、および必要に応じて置換されたフェニレンからなる群から独立的に選ばれ、このとき前記の必要に応じて置換されたアルキレンがモノ置換されていてもよく、各置換基がオキソ、(C1〜C4)アルコキシ、CO2R6、およびヒドロキシからなる群から選ばれ、前記の必要に応じて置換されたアルケニルが、(C1〜C4)アルコキシまたはCO2R6でモノ置換されていてもよく、そして前記の必要に応じて置換されたフェニレンが、(C1〜C4)アルコキシ、CO2R6、またはヒドロキシでモノ置換されていてもよく、このとき前記R6が水素または(C1〜C4)アルキルであり;Yは、共有結合、O、NR6、およびSからなる群から選ばれ、このときR6は上記にて定義したとおりであり、Zは、【化2】からなる群から選ばれ、このときQ1、Q2、Q3、およびQ4は互いに独立的にN、CH、あるいはBにも結合しているときにはCであり、但しQ1、Q2、Q3、およびQ4の少なくとも2つがNではなく;Xは、NR4とSからなる群から選ばれ;eは1〜3の整数であり;gは1〜4の整数であり;jは1〜5の整数であり;各R3は、水素、ハロゲン、CF3、(C1〜C6)アルキル、CH(R7)CO2R4、(C1〜C6)アルコキシ、CO2R4、CONR4R5、CONHOH、CH2NR4R5、NR4R5、ニトロ、ヒドロキシ、CN、SO3H、アルキル部分に1〜4個の炭素原子を有するフェニルアルキル、SO2NR4R5、N(SO2R8)2、およびNHSO2R8からなる群から独立的に選ばれ、このとき上記各R4は、水素、(C1〜C6)アルキル、必要に応じて(C1〜C4)アルキルまたはハロゲンで置換されていてもよいフェニル、CH(R7)CO2R6、(C3〜C7)シクロアルキル、アルキル部分に1〜4個の炭素原子を有するフェニルアルキル、及びジアルキルアミノ部分に合計5個の炭素原子を有していてアルキル部分に2〜5個の炭素原子を有するジアルキルアミノアルキルからなる群から独立的に選ばれ、このときR6は上記にて定義したとおりであり、上記各R5は、水素、(C1〜C6)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキル、アルキル部分に1〜4個の炭素原子を有するフェニルアルキル、フェニル、ピリジル、ピリミジル、チアゾリル、およびオキサゾリルからなる群から独立的に選ばれるか、あるいはR4とR5がそれらが結合している窒素と一緒になって、必要に応じて置換された飽和もしくは不飽和の5員環または6員環、2つのヘテロ原子を含んだ飽和もしくは不飽和の6員複素環、または必要に応じてフッ素原子で置換されたキノリン環を形成し、このとき前記の必要に応じて置換された飽和もしくは不飽和の5員環または6員環はモノ置換であってもジ置換であってもよく、各置換基は、1〜4個の炭素原子を有するアルキル、CO2R7(このときR7は下記にて定義するとおりである)、CONH2、CON(CH3)2、オキソ、ヒドロキシ、NH2、およびN(CH3)2からなる群から独立的に選ばれ、前記の2つのヘテロ原子を含んだ飽和もしくは不飽和の6員複素環が、O、S、NH、NCH3、NCOCH3、およびNCH2Phからなる群から選ばれる別のヘテロ原子を有し;上記各R7は、水素と(C1〜C4)アルキルからなる群から独立的に選ばれ;そしてR8は、(C1〜C6)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキル、フェニル、およびアルキル部分に1〜4個の炭素原子を有するフェニルアルキルからなる群から選ばれる;但しこのとき、R1がメチルまたはエチルであり、R2が(C7〜C9)ポリシクロアルキルまたはインダニルであり、A、B、およびYが共有結合であり、XがNであり、そしてR3が水素であるときには、Zは【化3】ではなく;式Iの化合物が【化4】(式中、XはCHまたはNであり、R2は式Iに関して上記に定義したとおりである)であるときは、CO2Hはカテコール部分の結合に対してパラ位にのみ存在し;式Iの化合物が【化5】(式中、XはCHまたはNであり、R2とR5は式Iに関して上記に定義したとおりである)であるときは、アミドはパラ位またはメタ位にのみ存在し;そして式Iの化合物が、トランス-1-[4-[2-[3-(シクロペンチルオキシ)-4-メトキシ-フェニル]-エテニルフェニル]-2-メチル-1H-イミダゾ[4,5-c]ピリジンではない〕で示される化合物、前記化合物のラセミ体-ジアステレオマー混合物、前記化合物の光学異性体、および医薬品として許容しうるこれら化合物の塩からなる群から選ばれる有効量の化合物を、TNF(腫瘍壊死因子)の生成抑制を必要とする哺乳動物に投与することを含む、哺乳動物においてTNFの生成を抑える方法。
IPC (26):
C07D513/04 343
, A61K 31/165 ADZ
, A61K 31/18 AAB
, A61K 31/19 ADA
, A61K 31/415 ABF
, A61K 31/435 ABA
, A61K 31/435 ABE
, A61K 31/435 ABM
, A61K 31/435 AED
, A61K 31/435 AGZ
, A61K 31/44
, A61K 31/455 ABG
, A61K 31/50 ACD
, A61K 31/505
, C07C 63/24
, C07C 65/26
, C07C 69/712
, C07C235/42
, C07D213/80
, C07D213/81
, C07D213/82
, C07D233/60 101
, C07D235/08
, C07D237/14
, C07D239/10
, C07D471/04 107
Patent cited by the Patent:
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