Pat
J-GLOBAL ID：200903025421180804

耐震部材用低降伏点鋼板およびその製造方法

Inventor：
柴田 光明

About 柴田 光明


Applicant, Patent owner：
株式会社神戸製鋼所

About 株式会社神戸製鋼所


Agent (2)： 小谷 悦司 ,  植木 久一
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：2003012739
Publication number (International publication number)：2004225090
Application date： Jan. 21, 2003
Publication date： Aug. 12, 2004
Summary：
【課題】厚さが6〜50mm程度の耐震構造用デバイス鋼を対象とし、下降伏点の板厚依存性が小さくて、同一化学組成鋼の広い板厚範囲で下降伏点の差が少なく、且つ低降伏比で母材靭性に優れ、更には音響異方性が良好で溶接性にも優れた耐震部材用の低降伏点鋼板を提供すること。【解決手段】C,Si,Mn,P,S,酸可溶性Al,N量が特定された鋼材からなり、[酸可溶性Al%]/[N%]比が8以上で、板厚方向断面に観察されるフェライト相の面積分率が90%以上、平均粒度番号が7.0〜8.0で、且つ整粒組織を有し、更に、下降伏点が185〜250MPa、降伏比[下降伏点/引張強さ]が80%以下、[厚さ6mm材の下降伏点-厚さ50mm材の下降伏点]が30MPa以下、音響異方性[CSL/CSC比]が1.02以下である耐震部材用低降伏点鋼板とその製法を開示する。
Claim (excerpt)：
C:0.04〜0.07%(質量%を表わす、以下、化学成分の場合は同じ)、Si:0.05%以下、Mn0.2〜0.5%、P:0.015%以下、S:0.01%を満たす鋼からなり、酸可溶性Al:0.008〜0.03%、N:0.001〜0.0035%を含有すると共に、[酸可溶性Al%]/[N%]比が8以上で、板厚方向断面に観察されるフェライト相の面積分率が90%以上、JIS G 0552に規定される平均粒度番号が7.0〜8.0で、且つ整粒組織を有し、更に、下記物性を満たすことを特徴とする耐震部材用低降伏点鋼板。 下降伏点:185〜250MPa 降伏比[下降伏点/引張強さ]:80%以下、 厚さ6mm材の下降伏点-厚さ50mm材の下降伏点:30MPa以下、 音響異方性[CSL/CSC比](CSL:主圧延方向の音速、CSC:主圧延方向に直角方向の音速):1.02以下。
IPC (3)：
C22C38/00 ,  C21D8/02 ,  C22C38/06
FI (3)：
C22C38/00 301Z ,  C21D8/02 B ,  C22C38/06
F-Term (13)：
4K032AA01 ,  4K032AA04 ,  4K032AA08 ,  4K032AA16 ,  4K032AA21 ,  4K032AA27 ,  4K032AA29 ,  4K032AA31 ,  4K032AA40 ,  4K032BA01 ,  4K032CA02 ,  4K032CA03 ,  4K032CF03
Patent cited by the Patent：
Cited by examiner (2)

Return to Previous Page

TOP

BOTTOM